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2019年夏

2019年夏、昨年同様、1週間仕事を休み、教会の子ども達のバイブルスタディキャンプのボランティアとして奉仕をしていた。毎朝7:45に代官山の教会に集合し、皆で軽い朝食を食べて、お祈りし、自分のグループの子ども達のところに行く。私のグループの子ども達は、4歳から10歳の子ども達が5人、私はグループリーダーとして、子ども達の指導と管理をし、子ども達が用意されている様々なプログラムを通して、聖書の真理を知ることをサポートする。


聖書の真理とは、進化論によってではなく、神によって全ての天地と生き物が創造されたこと、全てを支配している神の存在、神の子イエスキリストが、人間と神との関係を回復させるために、マリアの子としてこの地上に生まれたこと、後にユダヤ人に神の御国について教えを広めた後、ユダヤ人によって十字架にかけられ死に、3日後に死から甦って、ご自分が神であることを証明され、天国の神の右に座したこと、それからイエスキリストの弟子達に聖霊が降り、ユダヤ人以外にキリストの教えが広まったこと、そしてイエスキリストが将来再臨される際は、大艱難と裁きがあり、全世界にイエスキリストの救いが述べ伝えられ、ユダヤ人もイエスキリストを神と信じること、そして神の御国があり、神との永遠の天国に至ることである。


子ども達は、自由に振る舞っているようで、実は先生の話を聞いていて、時々こちらがはっとさせられるような発言をしたりする。また、たとえ1週間という短い期間でも子ども達の成長はめまぐるしく、毎日午前中でキャンプを終えて、他のボランティアメンバーと子ども達の成長についてシェアしながらランチする時間はとても楽しかった。


また、キャンプと言っても泊まりではなく通いの上、午前中の半日だったので、午後は、普段は仕事で中々できなかった用事を済ませたり、病院の検査に行くことができた。私は、6月に再検査の通知が来ていた乳ガンの再検査の予約を入れていた。乳ガンの再検査は初めてではなく、7年前から時々再検査になっていた。しかし、毎回再検査しても癌ではなかったので、今回も大丈夫だろうとあまり心配はしていなかった。検査では右胸の組織を注射器のようなもので採集され、2週間後に病理検査の結果を聞くことになった。

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