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生姜湿布と里芋湿布

次の検査まで1ヶ月。お祈りと薬膳以外に成す術はなかった。しかも、時間は刻々と過ぎていく。しかも、浸潤している場所は、1㎝ほどのしこりができていて、チクチク痛んだ。何か方法はないかと思った時、ふと生姜湿布と里芋湿布を思い出した。


昔、私は看護師の方から、子宮筋腫が生姜湿布と里芋湿布で治ったという話を聞いて、自分も実践していた時期があった。その際、子宮筋腫は大きくならず、今は少し小さくなっていた。そして、生姜生姜と里芋湿布は、乳ガンなどの癌にも効くと聞いていたのを思い出した。


生姜は、身体の表面を温め、発散させる作用がある。里芋は解毒消腫作用がある。生姜湿布によって、毒素を集め、里芋によって解毒し、消腫する。


[生姜湿布のやり方]

準備するもの

・生姜1-2かけ

・キッチンの水切りに使う不織布ネット

・鍋

・水

・タオル2枚


まず、生姜をすりおろし、キッチンの水切りに使う不織布ネットに入れて、口を縛る。

これを水を半分くらい入れた鍋にいれる。

沸騰させないように45~50度くらいに温める。

タオル1枚を生姜湯に浸し、軽く絞って患部に当て、その上に乾いたタオルを置いて放熱を防ぐ。


熱々の生姜湿布を患部に当てると、じわーっと気持ち良い。これを何度か繰り返す。患部の皮膚が熱で赤くなってきたら、里芋湿布を貼る。


[里芋湿布の作り方]

準備するもの

・里芋

・小麦粉

・キッチンペーパー

・医療用テープ


里芋は皮を剥いてすりおろす。

すりおろした生姜をひとつまみ入れて、小麦粉を入れて耳たぶ位の固さにする。

キッチンペーパーの上に厚さ1㎝くらいに広げ、胸に貼って、テープで固定する。


お風呂の後、寝る前に生姜湿布と里芋湿布をして寝た。すると翌朝、普段はない便意があり、まるで体の毒素が排泄されたようだった。そして、右足首と膝の中間あたりの位置の2箇所から膿が出ていた。もしかしたら、これは体の毒素が出たのかもしれないと思った。


生姜生姜と里芋湿布を初めて、3日後、不思議な夢を見た。

それは家の前の庭に、あるはずのない扉があり、突如そのドアが開いて、何かが倒れこむようの出てきた。私はそれがサタンだと分かった。サタンは、私の家に入って行ったので、私も追いかけて家の中に入った。サタンが居間に入ったところで、私に向かって襲いかかってきて、私は倒れた。私はサタンに殴られると思って目を閉じた。サタンは私を殴ったが、それは痛くもなんともない、へなちょこビンタだった。私が、イエス・キリストの名を叫び、助けを求めると、サタンは放れて大人しくなった。朝起きてみると、しこりが少し小さくなって、痛みも和らいでいる気がした。


その日の朝、聖書のラザロが死から生き返った箇所が示された。

イエスの友人ラザロが病気の知らせが、イエスのもとに届く。しかし、イエスは2日留まってから、ラザロのもとに向かった。ラザロの姉妹は、ラザロはすでに死んでしまったこと、もっと早く来てくれたら癒されたのにと泣きながらイエスに訴えた。


[ヨハネの福音書 11:4]

これを聞いて、イエスは言われた。「この病気は死で終わるものではなく、神の栄光のためのものです。それによって神の子が栄光を受けることになります。」


イエスは、ラザロのもとに生き、すでに死後4日経っていたラザロを生き返らせるのだ。


私は、この聖書の言葉に励まされた。


私は、両親には乳ガンの悪化については黙っていたが、母が姉から私の乳ガンが悪化していると聞いたと言って尋ねてきた。私は、生姜湿布と里芋湿布でしこりが小さくなっていること、サタンの夢のこと、聖書のラザロの生き返りも含め母に話した。そして、私の癌も必ず癒されると信じていると。母は、全て信じてくれて、身体にメスを入れるのは良くないと言って、共にお祈りしてくれた。一方、父はイエスという言葉を口にした途端に怒りだし、キッチンに行ってしまった。私の乳ガンの悪化という事態に目頭を押さえていた。


それからも私は毎晩、生姜湿布と里芋湿布を続けていた。2週間後には、しこりも痛みもほとんど消えていた。友人に、次の検査を待たずに何処かで検査を受けてみてはどうかと言われた。私は、コロナ禍で受けていなかった人間ドックを受けて、そこで調べてみようと思った。クリニックに電話すると、数日後に1枠だけ空きがあり予約した。ここは、昨年の人間ドックで、再検査となり乳ガンであることがわかったクリニックだった。

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