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『つながっていいとも』木曜日 第29回 プロテニスプレーヤー 森崎可南子さんによる「テニスで世界一を目指す日々」

オンライン生配信「つながっていいとも」木曜日第29回のまとめです。
2021年最初のOAでした。今年もお付き合いのほど、よろしくお願いいたします!

今回は、第28回ゲストの金融営業・バスケットボールのコーチ・選手の三足のワラジの倉田芽育(くらためい)さんからのご紹介、プロテニスプレーヤー 森崎可南子さんによる「テニスで世界一を目指す日々」です。

泣きながら向き合った幼少期、始めて勝って感じた「成長」、チームをまとめる大変さ…などなど18分間でいろんなお話をお伺いしました。見逃された方は、こちらから!

【お昼休みの18分間だけ!ウキウキ・オンライン・ウォッチング!】 「新しい時代のつながり方」をテーマに、オンラインでも出会える!話せる!つながれる! 第28回のゲストは、金融営業しつつ、バスケのコーチで選手の...

Posted by コミュラボ on Wednesday, January 6, 2021

森崎可南子さんとは

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大学3年の全日本テニス選手権ダブルス優勝をきっかけに、自分の可能性を信じ、本格的に選手活動を決意。 4大大会と言われるグランドスラムに出場し、世界一を目指す。そして、「人としても選手としても憧れられるような選手」になれるよう、練習やトレーニングに励む日々を過ごす。

こんな森崎さんとのおしゃべり、スタートです!

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泣きながらテニスに励んだ幼少期

テニスを始めたのは3歳。きっかけは、両親がテニスをやっていたこと。
生まれてすぐに、コートにいた。最初はイヤイヤやっていた。卓球の福原愛ちゃんのように、泣きながらやっていた。泣いた記憶しかない。

初めて面白いと思ったのは、小6の関東大会で1回戦を勝った時。
勝つ楽しさを覚えた。
それまでは、親にやらされていた感が強い。勝てた理由はわからない。とにかく勝って嬉しかったことを覚えている。あまりに嬉しくて、勝ったテニスコートや対戦相手も覚えている。そこから自分の成長を感じるようになった。成長できていることを感じ続けて、ここまできた。

ー成長するために心がけていることは?

向上心を大切にすることコーチやトレーナーに言われたことを、まずやってみる。とにかくチャレンジ。向上心があった方が、どんどん違った自分になれる。

そんなにいろんなことを言われても、と思うこともあった。でも、チャレンジしてみて合わなければ、コーチに言われたことでも聞かなければいいやと思った。これは今も同じ。

出会い、そして苦しみ

ー特に今の森崎さんを支えている出会いと言えば?

中2で出会ったコーチ。
このタイミングでテニスクラブを変えた。人間的にも素晴らしく、礼儀などのマナーなども教えていただいた。また、自分の長所を伸ばしてくださった。今のテニスの技術は、その時の学びが軸になっている。

(それまでに出会ったコーチ等との違いは?)自分自身が違った。それまでは、気持ちや考え方が子供だった。言うことを聞かなかった。今思えば、この時期に一番成長を感じられた。一番テニスが楽しかった時期でもある。

ーテニスにおける成長とは?

技術・戦術を追求し続けられること。今も感じられている。

ーコロナの時期は何を?

第1回の緊急事態宣言下では、練習できなくて困った。
でもチャンスと思い、テニス以外の食事、トレーニング、身体などを見直した
。まだまだ勉強不足だと気づいた。テニス以外のことに触れ、視野が広がった。

ー(コロナのように)自分でコントロールできなくて苦しかったことは?

高校、大学で主将だった時。チームをまとめるのに苦労した。
テニスをやっている仲間で、全国優勝を目指す目標も同じだった。でも、まとまりきらないモヤモヤに苦労した。まとめるために、自分はテニスしかできなかったので、練習や試合で結果を見せるべく、とにかくテニスに打ち込んだ。一人ひとりの意見を、どこを妥協して、どこを取り入れるかが難しかった。

今もその経験は活かせている。
橋本総業ホールディングスに所属し、チームとして日本リーグでの優勝を目指している。チームメンバーで団体経験者は自分だけという日々で、主将としての経験が活きている。

グランドスラムとその魅力

ーグランドスラムを目指しているそうだが、その魅力とは?

中でも「ウインブルドン」が華やかであり、価値がある。テニスプレーヤーなら一度は目指したい場所。特にウインブルドンは、フェデラー選手をはじめとする一流選手が「この大会だけは!」と目指していて、私もそのコートに立ちたいと思っている。

(参考:グランドスラムとはテニス界の世界4大大会のこと。全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドン・全米オープンの4大大会を全て制することもグランドスラムと呼ぶ)

ーそのために取り組んでいることは?

テニスはもちろん、環境や人とのつながり作りなどに取り組んでいる。
周りの支えがないとプレーし続けるのは無理。そのためにも、テニス以外の人との関わりを学んでいる。私は社会人で言えば2〜3年目。しかし、スポーツ選手は特殊な環境であり、自分は社会人っぽくない。そうした社会人としての人との関わり方などを学んでいる。

第30回ゲスト 藤原利菜さん

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大学の先輩であり、パデルの日本代表である。出会ったきっかけは(2人が卒業した)筑波大学が運営している大会で、森崎さんが藤原さんに話しかけたこと。

ー藤原さんが見た森崎さんは?

プロになるかどうかを悩んでいたのを見ていた。プロになると決めたのは、嬉しかった。今は柔らかい雰囲気だが、試合中は男前。「男前」がぴったり。ぜひ試合を見て欲しい。応援したくなるはず。

ー森崎さんが見た藤原さんは?

笑顔が素敵!そんな利菜さんの笑顔が、とにかく好き!よく笑う、前向きな考え方の人。どんなにネガティブなことを言ってもポジティブに返してくれる。それに勇気づけられている。

MC後記

「成長」が楽しさの源泉なのだな、と思いました。
テニスにおける楽しさとは、さまざまな技術や戦術を学び、それを活かして勝利すること。しかし、その勝利は自分の力だけでは勝ち取れず、多くの人の支えがあってこそ。それに気づき、人との関わり方も学ぶ日々。さらに、コロナ禍で練習できない間に食事やトレーニングなどの見直しも行い、視野を広げる努力も、成長の一つさ。

こうした日々の先に見えているのがグランドスラム。
中でも言及されていた「ウインブルドン」は、僕もロンドンに住んでいた時にBBCでライブで見て、その華やかさや真剣さに釘付けになりました。
いつか、森崎さんがウインブルドンのコートに立ち、力強く男前なプレーをするのを見るのが楽しみです!

楽しみといえば、来週の明るい笑顔が魅力であるパデル日本代表の藤原利菜さんとのお話も楽しみです!そもそもパデルってなに?そこに至るまでの苦労は?その乗り越え方は?…などなど、いろいろ伺います。ということで、1月14日(木)もみんな、見てくれるかな??(ご視聴は以下サイトから!)


【The Community Lab. #コミュラボ】 コミュラボは、コミュニティが生まれる・動く「きっかけ」の場所です。関心の度合いに応じて①ゼミ、②ラボのラボ、③チアの三層構造となっています。その活動をおすそわけします。