2001_ラボ_澤円さん

コミュラボ 第16回オフ会 澤円さんと語る「自分の企画化とコミュニティ」

そもそも「オフ会」とは?

■コミュラボの仕組み
熱量に応じて、次の三層構造
になっています。
①最も熱量高く、自らコミュニティを作る人の場「コミュゼミ」
②コミュニティを動かしたり、参加したりする人の場「コミュラボのラボ」
③①と②を温かく見守る「チア」

「オフ会」
②の「ラボのラボ」(以下「ラボ」)の活動の一つ

ちなみに「ラボ」は、普段はクローズドなFbグループで意見交換したり、参考図書からコミュニティ運営のコツまでいろんなことを共有したりしています。

そんな活動の一つが、月1回の「オフ会」です。
コミュラボの幹事長である辻貴之が仕事以外で培ったツテでお呼びするゲストと、「その方とコミュニティ」をテーマにディスカッションします。20年3月時点で17回開催しています(除くスピンオフ企画)。

2020年1月21日開催「第16回オフ会」

2020年初のコミュラボオフ会!
ゲストは澤円さん。テーマは「自分の企画化とコミュニティ」。

2001【ラボ】澤さんとG2

澤円さんは、年間250回以上のプレゼンをこなす「伝えるプロ」。
澤さんとは、ちょうど1年前の今頃、NewsPicksアカデミアのゼミで、チューターという名の幹事をさせていただいて以来のお付き合いです。

ゼミのテキストでもあった「あたりまえを疑え。」にも書かれていた「自分の企画化」は、ひいてはコミュニティ作りの企画立案につながると思い、お越しいただきました。

澤さんの金言祭り!

Being=ありのままを見つけ、体現する「生き方」を伺いました。
ちなみに、このオフ会の企画の立て方や流れは、こちらをご参照ください。

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■日々の心構え
ゲームがリセットされる瞬間を見逃さない
自分も文系でIT会社に入ったので、ポンコツだった
しかし、インターネットに早くから触れて勉強していた
そのおかげで、インターネットを誰にでもわかるように説明できた
このように、その「瞬間」に動けるように、日々準備を

■コミュニティの作り方
コミュニティ作りのコツは「解像度を上げること」
テーマは「細かく」×「ユニーク」

■コミュニティのメンバー
ギバーが集まることを基盤とする
テイカーが来たら「あなたがギブできることは?」と聞いてみる
搾取されている人を見たら「幸せ?」と聞いてみる

■BEINGの見つけ方
自分の、そして相手のありのままを受け入れること
それが多様性を受け入れること
自分がありのままでいるためには、心を広くすること

■アウトプット
アウトプットは、バーチャルな踏み絵
踏んでこちらにきてくれた人とつながる
最初のフォロワーを大切に

■アウトプットの続け方
三日坊主でいい
決める、続ける
自分の中でそれでいい、と思えばいい
三日坊主は他者との比較
やめるのは、その「他者との比較」

■プレゼンのコツ
相手が受け止められる大きさの情報を届ける
受け取った人が、他の人に伝えたくなるように

澤さんからの「シメの一言」

他人の尺度で自分を傷つけるのはやめよう
他人の作ったルールに従う=ちゃんとしてる、とは思わないこと
他者を受け入れ、自分の人生を生きる!

今やらなければ、いつかはこない
いいね、それ!しか出てこない社会に!

200123【ラボ】澤さん

まとめ

澤さんは、とにかく「ありのまま」でいい、他人に縛られて苦しくなるのはやめよう、ということを仰っていました。
実はこれ、今のコミュニティブームの背景にあることだと思います。当たり前に存在したコミュニティが崩壊する一方、インターネットやSNSの発達の中で個の力で生きていけと急き立てられる。
…そんな中、自分で安全安心の場所を確保するしかない。それが、コミュニティ。コミュニティの基本は「旗」≒まさしく「ありのまま」の自分です。このオフ会を通じて、それでいいんだ、という思いを共有いただきました。
澤さん、改めてありがとうございました!

そして、2020年のコミュラボ の新たな試みとして、グラレコをスタート!
書いてくださるのはWEEKLY OCHIAIなどでお馴染みの守隨 佑果さん
模造紙の形を、コミュラボ のマークにインスパイアされ「旗」にしていただきました。ありがとうございました!

2001【ラボ】澤さんのグラレコ


【The Community Lab. #コミュラボ】 コミュラボは、コミュニティが生まれる・動く「きっかけ」の場所です。関心の度合いに応じて①ゼミ、②ラボのラボ、③チアの三層構造となっています。その活動をおすそわけします。