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アートコミュニティプラットフォーム「ArtSticker」がオンラインアートフェアを開催

アーティストを直接・気軽にサポートできるアプリ「ArtSticker」(アートスティッカー)を運営する株式会社The Chain Museum(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:遠山正道)は、7月1日〜7月31日までの期間中、オンラインアートフェア「タイプCフェア」を開催いたします。
アーティスト、キュレーター、ギャラリストと来訪者がフラットにコミュニケーションをすることで、共に関係性を築き、気付きや意志などを得られる新しい芸術経済を目指します。

企画背景

Artistic Economy
新しい芸術的経済を目指して

相次ぐ国内外のアートフェアの中止・延期、縮小という、危機的状況を受けて、
アーティスト、キュレーター、ギャラリストと共に主体的に関係性を築き、
埋もれた表現を掘り起こし、気付きや意志などを得ていく社会的、
発展的行為を行い、新しい芸術経済を目指してアートフェアを立ち上げました。

今回のアートフェアで支援頂いた一部は、
The Chain Museumが取り組んでいる
小さくてユニークなミュージアムづくりに
生かしていきます。

アーティストにとっては
新しい「発表」の場となり、
鑑賞者にとっては新しい「発見」の場となり、
アートとコミュニケーションが発生し「発意」する。
新しいアートとの日常をつくっていきます。


ステートメント

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ArtSticker オンラインアートフェア

「作品が全て、
と同時に作品以外の
全ても大事なフェア」

作家にとって作品が全て、だと思います。

でも、作品以外の全て、作家の人となり、コンテクスト、 製作過程、共同作業、発表、来訪者などとのコミュニケーション、 説明、感謝、気づき、夢、次へのアイディアなどなど。

ここではそれを一口にコミュニケーションと呼んで、
「タイプCフェア」と言ってみます。CはコミュニケーションのC。

アートフェアだが、作家も来訪者もフラットにコミュニケーションし、
普通に意見やお礼など言いあえる環境を生み出す、
それが来訪者や作家双方にとっての気づきや動機や機会になっていく。

音楽や演劇は作るだけでなく、演者が観客に直接演じてはじめて作品が成立し、
だから演者も次に循環していく。

コンテンポラリーアートも、そんな循環、
そんな生身のドライブがかかったものの方がきっとオモシロい。

そんな未来を期待する、小さな実験のようなフェアです。

主催:ArtSticker実行委員会


ギャラリーの新しい作品売買の形「LETTERS / ギャラリストからの手紙」

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「LETTERS / ギャラリストからの手紙」

作品を販売するための推薦文ではなく、作家の伴奏者だからこそ
作品以外を一番知っているギャラリストから
自分がドキドキしてやまない作品への物語を手紙形式で添えて紹介。

作品との出会いのインパクト、見た瞬間「とんでもないな」と思ったこと、
作家に伴奏してきたギャラリストだからできる、作家から作品以外を引き出す。

作家は、ギャラリーからの手紙を受け、
作品の根っこある、興味、探究、自分だけのものの見方、
作品以外の物語を語る。

そして、作品からの問いかけに、あなたはどう答えますか。

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<<参加予定ギャラリー(順不同)>>


作家自らが企画する「オンライン展覧会」

新型コロナウイルスの影響で予定していた個展が中止となり、芸術表現との出会いを生む方法を考え、作家自らが企画をおこなう「コミュニケーションが生まれる」オンライン展覧会。
作家も来訪者もフラットにコミュニケーションし、
普通に意見やお礼など言いあえる環境を生み出す、
それが来訪者や作家双方にとっての気づきや動機や機会になっていく。

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藤田淑子 個展 「Waking Dreams」

6つの小さなストーリーを軸に展開される絵本のような新作群。
鑑賞者の心をうつし、想像力を掻き立てます。
本展は、架空の手記を題材とした絵画の作品群で構成されます。
二枚の組み合わせで見る絵には、常に変わり続ける環境に追いつき生き延びようとする現代人の姿が描かれています。
そこには、日々の複雑な心境、価値観の変化、無意識のうちにも美しいものを追い求めてしまう純粋さと残酷さなど、私たちの日常から切り離すことのできないものが見え隠れするでしょう。

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セサミスペース 個展 「シャッター緑の森へ」

鑑賞者に作品「シャッター緑」を観て思い浮かぶあなたの過去の経験・エピソードをコメントを受け取り、作家があとにつづくストーリーを妄想で紡いでいきます。
「鑑賞者の経験」→「作家の妄想」、「鑑賞者の経験」→「作家の妄想」、「鑑賞者の経験」→「作家の妄想」……といったふうに、作品から連想した鑑賞者の経験を、作家の妄想で各ストーリーは妄想部分で微妙に重なりあいながらも進行していく。
「経験をコラージュ」しながら変化していく個展。

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プロジェクト・ル・ボスケ 「自宅で展覧会をつくる」

アーティスト、キュレーター、研究者による共同企画「プロジェクト・ル・ボスケ」は、コンビニネットプリントを利用して、自宅で展覧会をつくるプロジェクトだ。自分の家のサイズに合った数の作品データを選び、コンビニのネットプリントを利用して印刷。付属する指示書にしたがって家で作品を展示することで、展覧会が完成する。

・ArtStickerでは継続して、アーティストと協力して、作家自らが企画する「オンライン展覧会」を企画していきます。作家の方ならびにカンパニーの方々の応募をお待ちしております。


ArtStickerオリジナルアート番組「タイプCチャンネル」

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ArtStickerオリジナルアート番組「タイプC チャンネル」

作品についてもちろん、作品以外の全ても知りたい!

作品が全てだが、作品以外の全てのことを総じて
タイプCと呼んでみています。CはコミュニケーションのC。

スタジオビジットのように、作品以外を知るために、遠山正道とArtstickerのキュレーターが、作品以外を知るために、作家を訪ね、工房を訪ね、作家の人となり、コンテクスト、製作過程、共同作業、発表、感謝、気づき、夢、次へのアイディアなど対話していく番組。

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キュレーター 長谷川祐子×The Chain Museum遠山正道
「ブラジルのアート事情と、タイプCの作家たち」

ブラジルは、コロナ患者数が多い国の一つ。美術館は閉鎖を強いられています。The Chain Museumは日本のブラジル大使館とパートナーシップを組み、イニョチンからスタートし、ArtSticker上でブラジルの美術館を順次紹介する取り組みを開始しました。「When Lives Become Form – Dialogue with the Future Brazil / Japan」(ブラジル、サンパウロ近代美術館、2008年)、「第29回サンパウロ・ビエンナーレ」(2010年)、「オスカー・ニーマイヤー展 ブラジルの世界遺産をつくった男」、(東京都現代美術館、2015年)などのキュレーションを手掛けた長谷川祐子さんに、ブラジルのアーティスト、美術館、そしてカーニバルなどの文化についてお話を伺います。

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書家 華雪 × 画家 小津航 × The Chain Museum遠山正道
「作家が語る、それぞれの「描く」とは? 」@モンブラン銀座本店

このたび、110余年前より「筆記文化」をリードし続け、人と人との文字を通したコミュニケーションを作り上げてきた筆記具ブランド「モンブラン」とThe Chain Museumは協業し、日本における旗艦店であるモンブラン銀座本店を舞台に特別展を会期を数回に分けて、開催しております。

今回、この特別展の第一回目として書家の華雪さんと画家の小津航さんの作品を展示しています。展示を記念して、お二方をゲストにお招きし、トーク企画をモンブラン銀座本店にて行いました。

お二人にとっての「描くとは?」をテーマに、展示作品や作品制作についてのことをお聞きした様子を期間限定で、動画配信をいたします。

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遠山正道×鈴木芳雄「今日もアートの話をしよう」フリンジ版

スープストックトーキョー創業者であり、アートコレクターとしても知られる遠山正道氏(スマイルズ代表取締役社長)と、世界中を飛び回り、国内外の美術事情を発信する美術ジャーナリストの鈴木芳雄氏。旧知の仲である二人が、最近見た展覧会、見たい展覧会などアートの話を中心に、映画や本、音楽などについてまで、熱く語り合います!
ArtStickerフリンジ版で、本編から脱線した周辺のこぼれ話しをコラージュしてお届けします。

その他、アートの物語をArtStickerオリジナルアート番組「タイプC チャンネル」は随時更新していきます。


ArtSticker芸術劇場「オンラインで観れる映像作品」

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普段は美術館や劇場でしか見ることができない、観劇・演劇・ダンス・音楽・アニメーション・映像アートなど映像作品を鑑賞できる、『ArtSticker芸術劇場』を開催。

作品ごとにチケットを購入いただくことで、 (500円〜)、公開期間中は何度でも鑑賞いただくことができます。
さらに、作品にスティッカーをおくることで、アーティストを支援することができ、感想を直接伝えることができます。あなたの感動やインスピレーションをぜひ残してみてください。

作家の方ならびにカンパニーの方々の作品応募、お待ちしております。

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ArtStickerで作品に込めた思いや物語、他の人の感想をのぞいてみませんか。
https://artsticker.app/share/events/detail/211


ArtSticker(アートスティッカー)について 

株式会社The Chain Museumが開発。アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォームです。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。

「ArtSticker」でできること

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1. あなたの心を動かす作品に出会えます
ArtStickerでは国内外のアーティストの作品を掲載しています。
作品のジャンルは絵画、彫刻といった現代アートだけではなく、インスタレーション/映像/建築/写真/演劇/コンテンポラリーダンス/ファッションなど様々なジャンルの作品と出会えて、くわしい情報も見られます。
キーワードで検索し探すこともできます。

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2. アーティストを直接支援することができます
金額に応じた色の「スティッカー」を好きな作品に貼ることで、アーティストを直接・気軽に支援できます。

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3. 感想を直接アーティストに伝えられます
支援のスティッカーをおくった方のみ、感想をアーティストに直接伝えられます。SNSだと誰でもコメントをできるので誹謗中傷のコメントが見受けられますが、ArtStickerの場合はポジティブな感想が多いのが特徴です。
あなたの感想に、アーティスト本人から返事が届くこともあります。

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4. イベントや展覧会のチケットが買えます
気になったイベントや展示会のチケットも、その場でオンライン購入。
アプリをひらいてQRコードを提示するだけで、すぐ入場できます。

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5. 気になった作品の購入もできます
作品を購入して、アーティストを支援することもできます。
お気に入りの作品を、ぜひあなたのお手元に。

ArtStickerのダウンロードはこちらから
▶ iOS版:App Store
▶Android版:Google Play

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TCMは「世の中の体温をあげる」という想いをかかげ、「Soup Stock Tokyo」等を手がけてきた遠山が構想する「新たなアート体験」に、PARTYが得意とする「デジタルでの体験設計」を融合させ、アートと個人の関係をテクノロジーで変革させ、新たな価値の提示を目指しています。