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セムラの季節

数年前の2月

たまたま料理専門雑誌で見つけたスウェーデンの伝統的な菓子パン

セムラ(semla)

スパイスの中でカルダモンが大好きなので、シュークリームのようにたっぷり生クリームが乗ったカルダモン味の菓子パンにガッチリ心を掴まれた私

雑誌をガン見して、自分なりのセムラのイメージを膨らませて、帰って早速作ったのを覚えています

もともと北欧ではイースター前の断食に入る前日に高カロリーのセムラを食べて

断食に備えましょう!

ってことで食べられていたそうです

2020年のセムラの日は2月25日のようですが、最近はクリスマスからイースターまでの期間に食べられるそうですよ

スウェーデンのセムラ はカルダモン入りの丸パンにアーモンドペーストを塗って、その上にホイップクリームを挟むのが一般的

私はカルダモンカスタードを塗り、その上にホイップクリームを載せました

ホイップクリームが乗るので、カスタードのバターは自粛(笑)

菓子パンのジャンルなんでしょうけど、食べてみたらボリューム満点のシュークリーム!!

お腹も心も満たされる一品です

My originalセムラのレシピはこちら

【材料】 8個分

(パン生地)
・強力粉 250g
・全粒粉 50g
・ぬるま湯 150g
・無脂肪牛乳 50g
・砂糖 大さじ 1
・はちみつ 大さじ1
・イースト 3g
・塩 小さじ1
・カルダモン(パウダー) 小さじ1/2

(カルダモンカスタード)
・卵黄 1個
・グラニュー糖 25g
・牛乳 125ml
・薄力粉 5g
・コーンスターチ 5g
・バニラエッセンス 少々
・カルダモン 小さじ1/3

(飾り)
粉砂糖 少々

(ホイップクリーム)
・生クリーム 200ml
・グラニュー糖 小さじ2
・バニラエッセンス 少々

【作り方】
*パンの1次発酵の間にカスタードを作りましょう

(パン)

1. パンの材料をすべてボールに入れて、木べらで混ぜる
(材料を入れるとき、塩が直接天然酵母種に触れないように注意)

2. 生地がまとまったら、台に載せ、打ち粉をしながら、生地をまとめるように3分こねる
(スケッパーを使うとやりやすい)

3. その後、10分程度生地を台の上で捏ねる
(指先で薄く伸ばして、生地が切れずに指が透ける程になっていれば生地の完成)

4. ボールに丸い状態にした生地を戻して、ラップをかけて1次発酵をさせる。
生地が1.5~2倍に膨らむまで発酵させるのが目安。
(室内の温かいところで置いておいてもいいですし、オーブンの発酵機能があれば30℃で発行させてもOKです)

5. 1次発酵が完了したら、生地の重さを測り、きちんと4等分する

6. 生地を丸める

7. 丸めた生地にラップをかけて、15分待つ(ベンチタイム)

8. 再度、生地を丸め直します

9. 生地をクッキングペーパーを載せた天板に間隔を空けて載せ、二次発酵させる
(温かい部屋でじっくり二次発酵させてもいいですし、オーブンの発酵機能 45℃で15~20分ぐらいで発行させてもOK。)
生地を指で押して、ゆっくり生地が戻ってくるぐらい発酵すれば二次発酵が終了です。

10. 予熱 200℃のオーブンで15分程度焼く

11. 焼きあがったら、網の上などで冷ます

(カスタード)
1. 卵黄にグラニュー糖25gのうち5gを加えて、泡だて器で白っぽくなるまで、擦り混ぜる

2. 1にふるった薄力粉、コーンスターチ、カルダモンパウダーを加える

3. 牛乳を小鍋に入れ、残りのグラニュー糖(20g)とバニラエッセンスを加え、弱火にかける

4. 牛乳が沸騰したら、2に少しずつ加え、泡だて器で混ぜる

5. 4の液を網で濾し、小鍋に戻す

6. 小鍋を弱火にかけ、木べらで底をなでるように混ぜる

7. 底が焦げ付かないように、底をなでるように混ぜ続け、とろみが付いたら、火を止める

8. 別の容器にクリームを入れて、表面にラップを直接つけて、冷ます

(ホイップクリーム)
1. 生クリームにグラニュー糖とバニラエッセンスを入れて、角が立つまで混ぜる

(飾り付け)
パンとカスタードクリームが完全に冷めてから飾り付けをしてください。

1. パンを横から半分ぐらいにカットする

2. カスタードクリームをカットした下の部分のパンの中央に載せる

3. カスタードの周りから渦を巻くように生クリームを絞る

4. パンの上の部分をクリームの上に載せ、上から粉砂糖を振りかける

Have a nice big holidays!!!


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