本の読み方(情報抽出精度と定着率の高い本の読み方)

お世話になっております。
シアターオブザマインドです。

こちらは自分自身に発信するメディアです。

実用書・専門書の読み方について、以下、ご案内いたします。

① Amazonで気になる分野、キーワード、書籍を検索します。
レコメンド機能を確認し、その分野で多くの人が読んでいる代表的書籍及び周辺書籍も含めてチェックする。(その分野について人と少し話が出来るようになります。)

② ブックオフオンラインで、先に調べた書籍を購入します。
ブックオフオンラインを使うのは、書籍の品質が一定以上保障されていることと、また、品質がひどい場合はご対応頂けることがあるからです。

③ 購入した本は3周読みます。(この3周で必要な情報を抽出します。)
1周目:「一般に~」「例えば~」「つまり~」等のキーセンテンスに焦点を当て、ラインマーカーでチェックを入れながら、話の構成や著者の意見の大枠を掴むように読みます。(この時に精読をする必要はありません。2周目に読む際の目印を付ける作業と捉えてください。)
2周目:読みます。特に、1周目に入れたラインマーカーの前後の文脈に焦点を当て、情報の取りこぼしがないように読みます。この時も必要に応じてラインマーカーを入れますが、1周目とは異なる色のラインマーカーを使うと、後で読み返した時に、1周目のマーカー「話の構成や著者の意見」なのか?2周目のマーカー「自分が必要に感じた情報」なのか?が区別できるようになります。
3周目:1周目・2周目にラインマーカーを入れたところに対して、自分というフィルターを介して、残しておきたい情報を抽出します。この時に、スマートフォンの音声認識メモを使うとスマートに抽出することが出来ます。

④ 情報を抽出した書籍を電子書籍化します。
この時にOCR機能を付けてPDF化すると、ふと思い出せなくなった情報がどこに書いてあったかを調べたいときに、簡単に見つけ出せるようになります。その際に目印となるのが、先の「音声認識のメモ」と「ラインマーカー」です。

 電子書籍化には、以下のサービスがおすすめです。
 https://www.bookscan.co.jp/

⑤ 電子書籍をKindleに保管します。
この電子書籍は、自分が読んだ痕跡が残っている電子書籍になります。したがって、将来読み返した時に、以前焦点を当てていた内容・理解との比較が出来るようになり、読書を通じて「自分の成長」や「世の中の変化」を実感できるようになります。つまり、その書籍の枠を超えて本を読むことが出来ることになります。


やはり自分は時代に追いつけていないようで、「本は紙で読む」というスタイルから抜け出せません。少しアナログかもしれませんが、この読み方が情報の抽出精度が高く、定着率も高いと思っています。さらに、電子書籍になっても無機質な情報の平面に、様々な「深み」という価値を付加することが出来ます。自分だけの電子書籍と言えるでしょう。

以上、長くなりましたが、情報抽出精度と定着率の高い本の読み方をご案内いたしました。

是非ご活用頂ければ幸いです。
引き続き、よろしくお願い致します。


シアターオブザマインド

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