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〜〜〜ABYSS立ち上げ物語〜〜〜最終話「ABYSSのこれからと今考える事」

ABYSS立ち上げ物語も
ついに今回で最終回となります!!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

初挑戦ということもあり
慣れない記事作りでしたが
僕の経験談が皆様の役に立てば幸いです。

最終回は

・この2年間を振り返って
・ABYSSの現在とこれから
・今思う事

について書いていこうと思います。

最終第7話どうか最後までお付き合いください。


ここまでお送りしてきた
ABYSS立ち上げ物語ですが
「そもそもなぜこの記事の執筆に至ったのか」
を最終回にしてご説明させていただきます。


今年6月にThe ABYSSという名前を
世間に発表したわけですが、

当初多くの方の中に
「得体の知れないバンド」
という印象があったように思います。

中には
「突然出てきて
なんか上手いことやっている団体」

というイメージを持たれている方も
いらっしゃったかも知れません。

ここまで記事を続けて読んでくださった方にはもうお分かりだと思いますが、

全っっっ然そんな事ないです笑

この2年間はスマートさとは無縁
泥臭い作業の連続でした。
しかもそのほとんどは失敗の連続であって
決して華やかなものではありません。

ただ、

特別な才能が無くても

多少要領が悪くても

少しずつ頑張っていけば
団体だって立ち上げられる
というこの記事の内容に
勇気付けられる人がいるかもしれない
と思い
包み隠さず記事にすることにしました。


改めてこの2年を振り返ってみると
「とにかくやってみる!」
の連続だったように思います。

そもそものキッカケは「ノータイムのはい!」
1話参照

考えるよりも行動が先に出る事が多かったので
当然のように失敗やダメージは多くありましたが、
その分僕自身の変化も大きく、
とても充実した2年間でした。

致命的な失敗を避ける嗅覚はかなり鋭くなった気がします笑


団体の立ち上げを始めてから
応援・協力してくれる方々の存在が
どれだけありがたい事なのかを痛感しました。

「リスクを冒してでも応援してくれる人がいる」
というのは本当に嬉しい事で
これから
全力で恩返させてもらおうと思います。

また僕もそんな人になれるよう
今まで以上に人を応援しよう
思えるようになりました。


さて
失敗の山の上に立ち上がった
The ABYSSですが、
2020年9月現在
どういう状況なのかを

簡単に書かせていただきます。

・初年度の目標人数が36人
 現在入団希望者が約20名 

・楽器は全体のおよそ半数が揃ってきている

・2021年のショーが決定し、
 アレンジ、演出、デザインを制作中
・曲のアレンジは9月にスタート

・Tシャツが完成、コージャケは制作中

・衣装の年内完成を目標に
 デザイナーさんと打ち合わせ中

およそこんな状態です。
1つずつ説明していきます!

○メンバー募集

初年度という事もあり現時点では
メンバー募集に向けた動き
特に力を入れています。

色んな方のご協力のお陰で、
既に魅力のあるチームだという事は
胸を張って言えますが、

現在それらを伝えていくための
流れや仕組みを作っている段階です。

また、
既に入団を希望してくれている
メンバーのキャラがとても濃くて
初年度から賑やかなスタートが切れそうです笑

初年度のメンバー募集には
いくつかのコンセプトがあります。
その1つに

「例年とは違う環境で引退した3年生に
もう1度マーチングができる場所を作る」

というのがあります。

多くの先生方や生徒さんが
今の状況をどうにか乗り越えようと
努力されております。

それに対して
ABYSSができる事は何か?
と考えた時に

学校を卒業しても
また楽しくマーチングが続けられる
環境をつくること

ではないかと考えました。

これから多くの仲間に出会える事を
楽しみにしています!

○楽器に関して

楽器に関しては
ご好意で貸して頂いたり、
寄付して頂いたり

多くの方々からのご協力を頂いて
なんと半数近くがすでに揃いつつあります。

「恥を偲んで頭を下げに行かねば!」

と思っていた矢先に
多くの方からご連絡を頂き
このような状況に至ります。

心の底から感謝しています!

ご協力して頂いている皆様、
本当にありがとうございます。

これから全力で恩返しさせてもらう為にも
まずは応援して頂いたこの
The ABYSSを最高の団体にするので
どうか温かく見守っていてください。

また僕の知り合いの皆さん
そう遠くないうちに
楽器乞食が土下座しに来るかもしれません。
その時はどうか話だけでも聞いてあげてください。

○ショーについて

皆さんも気になる2021のショーは

実はもう決まっています!

ショーの情報は準備が整い次第
SNSにあげていきますが、

クリエイターの方々からのアドバイスも頂き
今考えられる
最高のショーが完成しつつあります!

本当はこの記事をご覧の皆様にも
早く公表したいのですが、
あと少しだけ準備がありますので
楽しみにしていてください!

○Tシャツ
ABYSSのこだわりの1つとして
着るものにはとても気を使っています。

衣装はもちろんですが、
練習着にもこだわりたいという事で、
Tシャツの制作にはかなり力を入れています!

「どうせやるなら
練習からオシャレに活動していきたい」

という思い
ABYSS Tシャツのテーマは

「電車に乗れる練習着」

になりました。

また
コージャケット
衣装の制作も徐々に進んでおります。

随時公開していくのでお楽しみに!


最後に
現在の僕が思うことについて
書いていきたいと思います。

3話あたりでも触れましたが
現在のABYSSを含め、
僕の活動は

「マーチングを好きな人が
マーチングを続けられる環境作り」

というコンセプトが中心にあります。

僕自身中学生の頃マーチングを初めてから
本当に多くのことを学びました。

特に僕の場合は
20歳でプレイヤーを引退して、
指導や演奏活動を始めてから

通常だったら

「見る事ができないモノ」
「体験することがない感覚」
「知ることができない情報」
「考えることのない事」

など

普通に生活してたらあり得ない経験
数多くさせてもらいました。

また
身も蓋もない言い方ですが、
演奏活動を通して

死ぬほどチヤホヤされたりもしました。

ごめんなさい。
まだ閉じないでください。
本当にごめんなさい。

そんなこんなで
もう僕個人の欲は十分に満たされました。

今度は
人々が活躍できる環境を僕が作る番
だと思っています。

現状のマーチングは
最終的にほとんどの人が
趣味だと割り切るしかない
状態です。

「マーチングは好きだけど、
どこかで見切りをつけなきゃね」

という人を引き止める事はできませんが、
こんな場面に遭遇する度に
なんだか悲しくなります、、、

「どうやったらマーチングを諦めなくていいか」

を突き詰めた時、

「プロの現場が必要」

という答えに辿り着きました。

もちろんABYSSをプロ化しようとは思っていません。
ABYSSではABYSSでしかできない活動をやりつつ、
その中からプロの現場を目指す人が出てきたらいいなと考えています。

ジュニアバンド
ABYSS
プロ

僕の中のコンセプトは全て

「マーチングを好きな人が
マーチングを続けられる環境作り」

に基づいています。

最終的に僕の活動は全て
そこに集約されていきます。


最終回もなかなかの文字数になってきたので
そろそろ終わりにしようと思います!

ここまで記事を読んでくださり
本当にありがとうございました。

想像以上に多くの方に読んで頂けて
とても嬉しく思っています!

この記事を楽しんでいただけたり、
僕の経験が皆さんのお役に立てる事が
あれば嬉しい限りです。

ご質問やご感想があれば
是非コメントお願いします!

僕およびスタッフが特に大喜びしますのでw

今後も様々な形でABYSSの近況を
お伝えしていくので
楽しみにしていてください!

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!



〜最後まで読んでくださったあなたへ〜


目的地は決まりました。
船の準備もできました。

あとは目的地まで
一緒に船を漕いでくれる仲間が必要です。

たまに嵐も来るでしょうが、
最高に楽しい冒険になる事だけは保証します。


・プレイヤー
・スタッフ
・お客さん
・サポーター
・応援者

あなたのお力がそのまま
この船の推進力になります。
 

最高に楽しいマーチング界を
一緒に作っていきましょう。

The ABYSS 代表:市原 和樹

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