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THE LATTE TOKYOがやらない事の理由

昨日の続き。

何で売上が上がるのが分かるのに、作りたくないのかというと2つありまして。

・美味しいと思わない商品を作りたくないという事。

・写真を撮るだけが目当てなお客様に来てほしくないという事。

この2つです。

ホイップクリームは美味しい物が作れるならやってみたいんですが、まだ技術的に難しいのでやりません。勉強中です。お楽しみに。

少なくとも業務用スーパーで買ってきただけの物を、アホみたいにトッピングはしたくないんです。美味しくないので。

カップから溢れるような見た目が派手なだけなドリンクや、意味のないボトルで作るドリンクも作りたくありません。

写真を撮るだけが目当てなお客様が来る事が予想されるのですが、そんな人の為にドリンクを作りたくないんです。

作り手としていつも思うのは、出来たてを早く飲んでほしいって事なので。(お会計終わる前に飲んじゃうような人が好きです)

写真を撮るのは否定しませんし、それを楽しむのは自由です。

でも、氷が溶けるまで撮影に夢中になる人、メニュー選びの段階でインスタ映えする事しか考えてない人、どのドリンクがインスタ映えするか店主に聞いてくる人(意外といてビビる)

そんな人達のドリンクを作ってる時は本当に虚しいです。何の為にレシピを考えたんだろうと思います。

多分、何も悪気がないからの言動だし、こんな時代だからしょうがないと思うので怒る事はありませんが、正直まだ割り切れません。

食紅をめっちゃ置いた店でも開いてやろうかと考えた事もありました。

僕もレシピを考える時に見た目は気にします。でも、それは写真に撮ってほしい為ではなく、飲みたいって思ってほしいからです。

ちょっと後半は脱線しましたが、今よりも売上を上げる事は簡単に出来ます。

でも、売上を追求するだけが商売じゃないって事です。


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