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THE LATTE TOKYOで働くのが適当ではない理由
人を雇わない理由を書いた時に、雇われる人の為と書きました。
そこで、もし僕がこれからコーヒー業界に足を踏み入れるなら最低限以下の項目を満たしている店舗で働くと思いますとも書きました。
・自家焙煎をしている。
・業務用エスプレッソマシンがある。
・複数店舗展開をしている。
・繁盛店
この中で当店が該当しているのは業務用エスプレッソマシンがある点だけです。
では、簡単ではありますが一つづつ説明していきます。
ここからはコーヒー業界に興味がない方は何も楽しくないと思うのであしからず。
①自家焙煎している。
ロースターを目指しているならマストですが、ロースターを目指していない人も、自家焙煎をしている所で学んだ方がいいと思います。
これは単純で、沢山の豆の勉強が出来るからです。あとハンドドリップの技術が学べます。
自家焙煎をしているコーヒー屋さんは、していない店に比べると圧倒的に沢山の産地のお豆に触れています。その知識を自分の舌で学べる機会は何処でも出来る経験ではありません。
産地の特徴、農園の特徴、仕入れ方法や仕入れ値、さらに卸値まで学ぶ事が出来るでしょう。
また、独立した後の仕入先として豆を使わせてくれる事もあるでしょう。
なので、ロースターを目指さない方も自家焙煎をしている所で働くのがベターです。
②業務用エスプレッソマシンがある。
お店にもよりますが、エスプレッソマシンが置いてないお店もあります。ドリップにこだわりがあるお店は必要ないんでしょう。
ただ、独立を考えるなら扱えるようになっていた方がいいです。
既にハンドドリップ一本でいくんだ!と強い気持ちがある人は別ですが、そうじゃない人がほとんどだと思うので、幅を広げる為にも学んでおいたほうがいいです。
美味しいエスプレッソの抽出方法、ミルクのスチーミング、マシントラブルの対応(結構多い)これらを事前に知っておくのは大きな強みとなります。
どこのメーカーが良いとかは店によって主張があるので、そこまでは吟味しなくて大丈夫です。美味しいラテを提供してくれる所を選んでください。
③複数店舗展開している。
複数店舗展開している所は人材育成のマニュアルが整っている可能性が高いです。マニュアルがなかったとしても教え方が下手ではないと思います。
過去の経験上、教えるのが上手い人の下で働くのと、そうでない人の下で働くのとでは雲泥の差がでます。
これは人柄が良い悪いとかのレベルではなく、人を教えるのも技術がいるからです。
なので、人材が定着していて、複数店舗を展開しているお店で働くと成長が早くなります。
注意してほしいのが1年に何店舗も展開し、急拡大している所は別です。現場の育成が間に合ってなくて混乱している所がほとんどなので。
④繁盛店。
これは単純にドリンクを作る回数も多くなるし、お客様と接する機会が多いからです。あとは、繁盛店は繁盛する理由があるので、それを学べます。
一日どれぐらいのお客様対応をすると疲労を感じるのか、どれくらいのドリンク量を捌けるのか。自分のキャパシティを知れる事も大きいです。
あと繁盛店はスタッフの数も多いので、そこでの学びも大きな財産になります。同じお店を運営しているのに、モチベーションの差があったり、合う合わないが出てきたり、切磋琢磨出来る環境だとモチベーションが維持出来ます。
以上です。
改めて思いましたが、当店で学べる事はほとんどない!
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