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暗い未来と考えてる事

ツイッターとnoteで同業者によるカフェ業界の暗い未来予想を見た。

曰く、スタバとコメダしか残らないんじゃないか。

曰く、この業界は衰退していくのが確定している。

僕もそう思う。

悲観的な性格を差し引いても、明るい未来を描くほうが難しいだろう。

それぐらい厳しい現実を突きつけられている。

今でこれなら、未来はこうだろ、、、って事は、詰んでるな。

こんな感じ。

あと50年ぐらい生きるつもりでいるから、これでは困る。

詰んでる場合ではないのだ。

とはいえ、この状況を打破できる答えは無くて。

これ以上、円安が進まず、電気料金は下がり、給料が上がり、税金は下がる。

みたいな、今と真逆な事が起きない限り難しくて。

(そんな事は絶対に起きないし)

しかも、これらは全て他力本願という悲しい現実でもあって。

じゃあ、僕にやれる事はなんだろうか。

考える。

コストを下げ、慎ましく生きる。

ってのは、33歳の僕には酷だろう。

なんでもう晩年の生き方をしなければいけないんだ。

と、反射的に思ってしまうけど、もうそんな生活をしてる気もするな。

って事は、長期戦に持ち込めば勝機があるかもしれない。

我慢強さと、忍耐力。

壮大な夢を描くのが苦手な僕は、地に足をつけた考え方は得意だ。

夢を見て店を開き、現実を見て折られる。

今後、そんな人が増えると思う。

売上を伸ばす為に多店舗展開だ。

そんな考えでいた人ほどきつくなると思う。

僕のやる事は変わらない。

毎日お店に立ち、毎日同じものを作る。

売上はたいして伸びていかない。

なんなら、利益率は下がっていくだろう。

そして、数年はこの状況は変わらない。

でも。

そこから先。

もっともっと業界が苦しくなった時。

うちの強みが発揮される気がしている。

スタバとコメダしかない。

そんな状況になったほうが生き残れる気がしている。

これが明るい未来なのかは分からないけど、好きな事が続けられてるうちはいいのかな。

でも、この未来には常連さんが不可欠だ。

給料が上がらず、可処分所得が減る中、うちに使う余裕がどれぐらいあるか。

生活の一部になれてないと、真っ先に切られるだろう。

だから毎日立ってるんだ。

適当に休んだり、毎日違う人がいるような所が、生活の一部になれる訳がない。

なぜなら顔が浮かばないから。

こんな未来を予想してたから、僕は毎日いるんだ。

という事で、暗い未来は確実に来ると思ってるけど、それを一緒に楽しめたらと思ってます。

「日本やばいですねー」

こんな事を愚痴れる場所が必要だと思うので。


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