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使ってみたい素材はあるけど使わない理由

独立の事や経営の事が続いていたので、久しぶりにラテの事を。

と言うのも、東京牛乳も美味しいと思いますけど、もっと良い牛乳もありますよね?と言われたので。

知ってるわ!

この良い牛乳ってのは人によって定義が違うのですが、高いけど良い牛乳(使ってみたい)はあります。

成城石井とかに行くと400円ぐらいの物から、百貨店に行くと1000円ぐらいの物まで牛乳は様々です。

それらを使えば東京牛乳とはまた違ったカフェ・ラテが提供出来て楽しそうだなと思います。

当店も2年目に那須塩原市とコラボレーションして、ご当地の牛乳を使ったカフェ・ラテを期間限定で提供していました。

この企画は本当に本当に大変で(保存場所、コストなど)、でも心からやって良かった企画の1つだと今でも思います。

牛乳が変わる事による味の変化を伝える事が出来たし、那須塩原が品質が高い牛乳ブランドを沢山作っている事をお客さんに伝える事が出来ました。

カフェ・ラテのお店だからこそやる意味と意義があったなと思います。(スペシャリティコーヒーのお店でやっても意義がないでしょ?)

っで、話は戻って良い牛乳は知ってるけど使わない理由です。

以前東京牛乳を使う理由の時に書いた、

・現実的な価格である

これに合致しないからです。

カフェ・ラテを450円という価格に抑えるには、東京牛乳の価格(270円程度)が限界でした。

この価格に強いこだわりがある事は以前書きました。チェーン店のラテにエスプレッソショットを追加した価格です。

良い素材を知ってるなら販売価格を上げてでもそれを使った商品を提供するべきではないかと思う人もいるかもしれません。もしくは使いたくないんですか?と思う人もいるかと。

思います。

でも、売る場所と提供方法を考えると当店では難しいかなと思います。

この売る場所と提供方法を考えずに最高の物(自分の使いたい物)を追い求めるのはまずいと思います。

長くなったので、続きはまた明日。

結局は運営の話になっちゃいました。なんかすみません。


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