「何を言うか」じゃなくて「誰が言うか」
好きな事をしていて、それを発信していると、たまに同業者に批判される。
それについて反論したり、周りが煽ったり、それぞれに味方がいたり。
まあSNSではよく見かける光景ですね。
そんな光景を今朝見かけたので、それについて少し書こうかと。
というのも、コーヒー関係のお話だったので。
コーヒー関係の仕事をしている人が間違った情報を発信。
同業者が、そんな初歩的な事も知らないのかとコメント。少し煽る。
周りがそのコメントに反応、色々と飛び火。
そんな感じでした。
それぞれがコーヒーでお金を貰っているプロなので、一家言あるんでしょう。
自分の仕事にプライドを持っている。
それは素晴らしい。
コーヒーの知識も僕なんかよりも遥かに持っている。
凄い勉強してるなー向上心あるなー。
と、同業者とは思えない感想を抱きつつ、何を思ったのかと言うと、
不毛な争いは実績で黙らせる。
これしか無いと思うのです。
どっちが美味しいコーヒーを作るか。
そんなん主観でしかない。
文字で味は伝わらない。
知識の量で美味しさは決まらない。
じゃあどうするのか。
死ぬほど売れるお店を作ればいいんです。
その実績さえあれば誰もからんでこないと思うので。
そうなると誰に向かって商売をしているのかを考えるようになる。
SNSで持ち上げられ、よいしょされていても、お店が売れてなければダメな訳でして。
じゃあ目の前のお客さんが望んでいる事はなんだろうか。
自己満足で作るコーヒーでいいのか。
難しい言葉で情報発信する事よりも、目の前のお客様に分かりやすく伝わるほうがいいんじゃないかとか。
目を向ける場所が変わると思います。
そうなると不毛な争いはなくなって、見たくもない光景はなくなるんじゃないかなと。
絡んできても、「あっ、そういう人を相手にしてないんで」
みたいな感じでスルー出来るんじゃないかと。
実績があれば周りの人も、
「あーあ、可哀想に。絡まれて大変だな。あんなに美味しくて人気のあるコーヒー屋に絡むなんてアホなのかな」
みたいな感じになるんじゃないかと。
前にも書きましたがコーヒーが嗜好品になっている気がしています。
それは別にいいんだけど、そうなるとこのような事が起こる。
だから僕は降りました。
というか、そっちの世界に興味が無かった。
なので、コーヒーの知識で一番になる。
他のお店の人よりも上に立つ。
そんな事にはまるで興味が無くて、
コーヒーの知識が薄いのに、よく商売してますね。
とか、
不勉強だ。
とか、
これぐらいプロなら常識だろ。
とか、
言われても何も響きません。
僕のお店は6年目を迎え、沢山の常連さんに支えられている。
この実績が全てだと思ってます。
「何を言うか」じゃなくて「誰が言うか」
そうなる為にはどうするか。
SNSで発信してるだけじゃ駄目かな。
フォロワーの多さは実績にはならない。
って事で、お店を構えよう。それで黙らせよう。
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