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勘違いされる事

移住の話をすると、決まって勘違いされる事がありまして。

「いいですねー、カフェの文化がありますし、やれそうですね」と。

いやいや、何を言ってるんだ。

そこでカフェをやる気はない。

また一からやるなんて、考えただけでもぞっとしてしまう。

大変なんだぞ、店を作るって。

あと、既にカフェが沢山あるなら、そこに乗り込んでまでやる必要は無いと思っていて。

だって、あるんだから。

どこも大行列で、いつ行っても入れなくて、落ち着かないカフェばかり。

それならやる必要はあるんだろうけど、多分そんな事はなくて。

奪い合い、削り合いの消耗戦はしたくないのです。

今のうち周辺みたいなね。

カフェの街として人を呼べるようになるからいいじゃないか。

そんな話もあるんですが、やってる側はそんな素直には思えなくて。

というか、僕は観光地になりたい訳ではなくて。

好きな人が、好きな時に来て、いつ行っても落ち着けるような場所が好きだから。

街に人を呼ぶんだ。

この街をカフェの街にするんだ。

なんて、思わない。

今までやってきた人の邪魔をするなよと思う。

話がずれてきたな。

じゃあ移住先で何をやるのか。

そんなのは決めてなくて。

ただ、サービス業の需要が無くなるとは思えない。

なんなら、サービス業しか残らないんじゃないかとすら思う。

そして、僕はサービス業なら割と自信があって。

だから、心配はしてないんです。

あと、多分ここで出来た繋がりを辿れば、仕事に困る事はなさそうだし。

僕の真面目さと人柄を知ってくれてたら、「あいつなら大丈夫だろ」と、思ってくれるはず。

口の悪さにだけ目を瞑ってくれるなら。

カフェはもういいかなっていうのは、一度やったから。

嫌いになったとか、飽きたとかではないです。

いや、作業には飽きてるんですが、人とのやり取りに飽きはないので。

楽しさも、喜びも、幸せも、十分に理解出来ました。

だから、他の事で何か出来ないかなと思うのです。

僕の能力が他の業界でどれぐらい通用するのかも知りたいのですし。

だから、カフェはやらん。

こんなハイリスク・ローリターンの仕事は嫌じゃ。

リモートワークとも無縁だし。

きっとまた休み無く働いてしまうだろうし。

真面目さ故のハードワークと縁を切るには、この業種から離れるしかないのです。

だから、今のお店をやってるうちに通ってください。

きっともう表に立って何かをやる事は無さそうなので。


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