自分が好きな物を提供して、喜んでくれる人がいる。
緊急事態宣言の事についてグダグダ考えてもしょうがないので、振り返りに戻ろうかと思います。
カフェ・ラテのお店になった理由について。
「浅煎り」「スペシャリティ」「ハンドドリップ」
これらが全盛の時に何でカフェ・ラテのお店にしたのかってやつです。
この時も今も全く考え方は変わっていません。
僕はあまり変わらないんだろうな。
振り返りをしていて思う。
柔軟さに欠けるのと、頑固なんだろう。
酸っぱいカフェ・ラテが苦手な僕は、自分が美味しいと思うものが飲みたくて、カフェ・ラテ専門店を開きました。
酸味が少なく、コクが深いラテが好きなんです。
昔ながらの味ですね。
でも、最近はあまり飲めなくなってきました。
個人店は深煎りをやりたがらないし、チェーン店のは深煎りだけど質が良くないし。
じゃあ自分で作ろうと思ったのがきっかけです。
すると共感してくれる人が多かった。
「酸っぱいカフェ・ラテが苦手で…」
「チェーン店のは薄くて…」
こんな事を何度言われたか。
この声を聞くたびに秘かに思ってます。
「同士よ」と。
一年前にこんな事も書いています。
僕が好きだからという理由以外もあります。
・お店の規模的にエスプレッソとハンドドリップの両立は難しいと思った事。
・同じようなお店をだしても埋もれてしまうと思った事。
・お店のウリを明確にしたかった事。
この辺の話はまた後日に。
なんて書いておきながら、後日に書いてない気がする。
きっとこの時は色々と書きたい事、伝えたい事が多くて、こういう細かい事は後回しにしようと思ってたのかな。
羨ましい。
今や書きたい事が無くて頭を悩ませているのに。
ちょっと脱線した。
「お店の規模的にエスプレッソとハンドドリップの両立は難しいと思った事」
「同じようなお店をだしても埋もれてしまうと思った事」
「お店のウリを明確にしたかった事」
特にここから深堀りする所は正直に言うとあまりないんですが、書いておこう。
「エスプレッソとハンドドリップの両立が難しい理由」
グラインダーがもう一台必要だからです。
あと、ケトルもか。
これは資金的にも規模的にも難しい。
「同じようなお店をだしても埋もれてしまうと思った事」
僕は何の実績もないですし、有名店で修行をしていた訳ではありません。
(自慢げに言うな)
当時は、
「○○店から独立」
「○○チャンピオン」
「○○の豆を使用した」
こんなお店が多かった気がします。
そこに同じようなお店をだした所で勝てる訳がない。
お客さんも僕のお店を選ぶ理由がない。
なので、却下。
「お店のウリを明確にしたかった事」
僕がお客さんの時によく思うんです。
ドリップとラテ、どっちを頼めばいいんだろうか。
お店としてはどっちがオススメなんだろうか。
コーヒー専門店に行く度に思う。
店員さんに聞くと、どちらもオススメですとか言われる。
お手上げである。
6年目となった今でも、カフェ・ラテ専門店にして良かったと思う。
何よりも今でも僕は自分が作るカフェ・ラテが好きだ。
自分が好きな物を提供して、喜んでくれる人がいる。
それが嬉しい。
だから続けられる。
という事で、カフェ・ラテが好きな人は是非足を運んでください。
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