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病児保育の登録のオンライン化@板橋区(issues政策実現レポートVol.3)

誰もが困り事を地元議員に相談できる政策実現プラットフォーム「issues」。
issuesで集まった30件を超える地元住民と地方議員の方々のやり取りが政策実現に向けた動きを後押しし、議会質問での提案や、担当課職員をはじめとした様々な方の尽力もあり2022年4月から、東京都板橋区において、病児・病後児保育の利用申請がオンライン化されました。

板橋区 病児・病後児保育のご案内

これまでは、病児・病後児保育の利用申請は、書類を窓口に持参するか郵送するかしか、方法がありませんでした。それが、オンライン化されたことで、利用しやすくなりました。

30件を超える住民とのやり取り。区議会議員からの働きかけ。議会でも取り上げられる

昨年の2021年9月頃より、issuesでは病児保育に関する相談が増え、地域住民と板橋区議とのやり取りは30件を超えました。そして、板橋区議の皆さんも病児保育の利用に関して調査をはじめられ、田中やすのり区議寺田ひろし区議からは、担当課との相談が進みました。そうした中で、寺田ひろし区議は

●通常の認可保育入園申請はオンライン化に対応済みなのに、病児保育の登録はいまだ書類を窓口持参か郵送するしか無かった

●利用予約もオンライン予約できる1カ所を除き、病院の2カ所は電話で空き確認する必要があり、ICT化が遅れている状況

などの課題とともに、世田谷区が東京共同電子申請サービスで病児保育の登録申請をしていることを踏まえ、2021年11月の議会では

病児・病後児保育の手続についてです。現状、登録をするためには申請書を窓口に提出するか、郵送しなければなりません。しかも年度ごとに登録が必要です。乳幼児は夜中や早朝に突然発熱するので、予測して準備することは難しいです。やはり、オンラインでの申請も必要と考えます。世田谷区では、東京都のシステム、共同電子・申請サービスのプラットフォームを活用して、病児・病後児保育の登録申請がオンラインで可能となっています。ぜひ、本区においても、窓口提出と郵送申請のほかにもオンライン申請もできるよう、体制検討を求めます。

板橋区議会 議会録検索システム 議事録 令和3年第4回定例会-11月24日-01

との提案を行いました。そして、区長からは

病児・病後児保育の利用登録についてのご質問であります。病児・病後児保育の利用登録につきましては、毎年度、2,300件程度の申請を窓口及び郵送で受け付けております。申請者の利便性向上を図るため、来年度利用分から、従来の受付方法に加えて、東京共同電子申請・届出サービスなどを活用したオンライン化を実現していきたいと考えています。

板橋区議会 議会録検索システム 議事録 令和3年第4回定例会-11月24日-01

との回答がありました。
issuesを通した30件を超える地域住民の方からのメッセージに加え、田中やすのり議員や寺田ひろし議員をはじめとする板橋区議の皆さんのご尽力、担当課のご尽力によって、2022年4月から、利用申請がオンライン化されるに至りました。

さらにはこの先、田中やすのり議員から、子育て世代が使用する各種申請書類のオンライン化が議会で取り上げられる予定となっており、板橋区では今後も、issuesの後押しによって行政サービスが改善されていくことが期待されています。

issuesの利用ユーザー、利用議員の方のみならず、他の地元議員の皆様や担当課職員の方々のご尽力によって実現した政策ではありますが、issuesは誰もが困り事を地元議員に相談できる政策実現プラットフォームとして、今後も様々な政策実現の後押しとなれるように、サービス提供を続けてまいります。

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