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the HELLはお酒を飲む人も飲まない人も楽しめるお店です

先週1週間お休みしましてリフレッシュできました。最近、勤務先での採用活動とお店の営業という二足の草鞋を履いた生活を始めて、「時間/体力/お金」という有限なものをどう分配するべきかに悩んでいたのですが、ゆっくり色々と考えることができてスッキリしました。

さて、今回はノンアルコールドリンクの必要性についてです。お店をスタートする前は不安で泣きそうだったので、計画段階から色々と調査をした上でお店作りに取り掛かりました。別府に住む学生や社会人、飲食関係者などに色々とヒアリングを行う中で、ノンアルコールドリンクの必要性を感じたものがあったので紹介します。

「お酒を飲む人と飲まない人が、気兼ねなく一緒に行ける2軒目3軒目が無い。」

この言葉の背景には、お酒を飲まない人(飲めない人も含む)特有の悩みがありました。特に2軒目3軒目の選択肢になるバー業態を営む者として、無視できないものがあったので紹介します。

①バーに行くと「お酒を飲まなきゃいけない」というプレッシャーを感じる
②頑張ってノンアルコールカクテルを頼みたいが、何があるのか分からない
③周囲がお酒を頼んでいる中でジュースは頼み辛い
④居酒屋に行ってドリンクだけ頼むのは気が引ける。結果、会計が高くなる。

普段からお酒を飲んだり、バーに行っている人からすると、考えもしなかったことかと思います。私もそうでした。ただ、お酒を飲む人も同じような悩みを感じたことがあるのではないでしょうか?例えば、グループで飲んでいる時にお酒を飲まない人がいる状態での2軒目3軒目の店選びは色々と考えますよね。全員がお酒を飲めるのであればすんなり決まるお店選びも、誰か一人でも楽しくない想いをする可能性があるのであれば、少し考える必要があります。それが面倒だというわけでは無く。

そこで、the HELLではお酒を飲まないお客様も楽しめるような店づくりをしています。フルーツサワーの中身であるサワーを、「トニックウォーター」や「ソーダ」に変更するだけでサワーと見た目も変わらずにノンアルコールでお楽しみ頂けます。また、炭酸が苦手というお客様向けにも生搾り果汁のドリンクを提供したりなど工夫しています。それ以外にもコーヒー系のメニューを置いたり、ノンアルコールカクテルの表記を出したりしています。

そのおかげか、お酒を飲む人と飲まない人のグループでご来店頂ける常連さんも増えてきました。「いつも通りノンアルで。」とオーダーされる姿も増えてきました。

もちろん、お店によっては「お酒を飲みたい人だけをターゲットにやっていく」という考えを持っているお店もあると思うので、それはお店次第だと思います。ただ、これだけお酒の消費量が減ってきている現状を考えると、簡単に無視できない話なのかもなとも思います。

お酒を飲まない人のほんの小さな不安ではありますが、そこを解消してあげるだけで新しいバーの楽しみ方を幅広いお客様にお届けできるのであれば、一度考えてみる価値はあるのではないでしょうか?

ぜひ、the HELLのノンアルコールを試しにいらしてください。それでは。

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