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"みみ"

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" みみ(聴覚)"にまつわる当事者や挑戦者の記事をまとめております。
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記事一覧

【みみ #25】救いたいじゃなく、一緒にできたら楽しい

明石 太陽さん  明石さんが大企業の広報部隊として、社員の写真を撮って社内限定のWebサイト…

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7日前
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【みみ #24】大企業の技術開発を障がい者向けに活かす

木下 健悟さん  日本を代表するオフィス機器やデジタルサービスを提供する株式会社リコーが…

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2週間前
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【みみ #23】音楽大学ピアノ科卒業の片耳難聴者

辻󠄀 慎也さん  「物心ついたときから、右耳は聞こえませんでした」。でも、右側から声を出…

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4週間前
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【みみ #22】聞こえる人と聞こえない人をつなぐ仕事

石野 麻衣子さん  第18話と第19話でご紹介した松森さんとのコミュニケーションをつないでも…

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1か月前
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【め #25 / みみ #20】視覚・聴覚障害者の映画鑑賞を支える技術

鈴木 久晴さん  ホラー映画として有名な『貞子』シリーズ。2013年に公開された『貞子3D2』に…

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1か月前
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【みみ #19】聞こえる側の視点から聴覚障害を考えない

松森 果林さん(後編) (前編から続く)  ユニバーサルデザインアドバイザーの松森さんは…

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2か月前
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【みみ #18】自分以外の“聞こえない人”との出会い

松森 果林さん(前編)  音のない世界で、顔の表情やボディランゲージなどで言葉の壁を超えてコミュニケーションを取る方法を発見していくエンターテイメント『ダイアログ・イン・サイレンス』。1988年にドイツで始まって以降、世界で100万人以上が、日本でも約2.8万人が体験した。  その日本導入時に企画監修を務めたのが、ユニバーサルデザインアドバイザーの松森さんだ。「どんな人も笑顔になるんですよ、最後に涙を流す人もいる」と、とびっきりの笑顔で教えてくれた。  そんな松森さんが

【みみ #17】障害当事者の看護師がつくるコミュニティ

高野 恵利那さん  高野さんは、看護師のお仕事の傍ら、リアルではなく、インターネット上の…

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2か月前
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【みみ #16 / め #23 / こころ #32】当事者でも当事者家族でも支援者でもある

喜島 隆大さん  『APD』や『LiD』という言葉をご存じだろうか?『Auditory Processing Disor…

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2か月前
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【みみ #15】同じ障害の挑戦者を知るだけで救われた

瀬川 勝盛さん  「自分の子供がめちゃめちゃ好きなんですよ。本当に、ちょっと変なくらい。…

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3か月前
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【みみ #7】幼稚園の伝言ゲームが気付かせた片耳難聴

佐瀬 文一さん(前編)  第6話でご紹介した高木さんは、小学生の時に見舞われた『突発性難聴…

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5か月前
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【みみ #14】先天性両耳難聴の起業家

牧野 友香子さん  「先天性で、現在は両耳ともスケールアウト」。スケールアウトとは、難聴…

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4か月前
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【みみ #13】聴覚障害を究めようとするエンジニア

西村 晴輝さん  西村さんは大学時代、無線通信の信号処理に関する研究をしていた。卒業後は…

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4か月前
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【みみ #12 / め #16】実のある障害者支援に邁進する研究者

米村 俊一さん  米村さんは、芝浦工業大学で『コンピュータ・メディエーテッド・コミュニケーション(CMC)』を教えておられる。CMCとは何か。  研究室のホームページによれば、「コンピュータを、情報伝達チャネルの一部として介在させることで、より高度な支援(話者の相互理解を助ける)を実現するための研究分野」と説明があり、例示として「対話相手の聴覚能力が低下しているなら音声をテキストや手話といったメディアに変換する」と書かれている。なるほど必ずしも障害を対象にした研究分野では