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タロット占い師としての心得 「当てる」の先にあるもの

占いの本質的価値は「当てる」にはありません。

確かに、占い師が全く「当てる」をしなくていいわけではない。

なぜなら、占いに来るお客さんの大半が、未来を当てる、予想してもらうことを望んでいるからです。

ですが「当てる」だけに固執しては、 お客さんを依存させることになるし、占い師自身が最終的に苦しくなって占い師自体を辞めていくことになっていく。

長く続けていく占い師になるには、しっかりとした「軸」がないといけません。

当てるに固執して、 ちやほやされていい気になって翻弄されてはいけない。

そうしないと、タロット占い師自身もお客さんも、運命や他人、環境などといったものに翻弄されていくことになるからです。

私には、自分の人生は自分で切り開くしかないし、悩みを他人が何とかしてくれるものではない、という根本的な思想の土台があります。

だからこそ、かつては私はタロット占い(というか占い自体)にあまり興味を持てなかった時期がありました。

「他人の助けを借りてはいけない」といったことを強く思っているわけではありませんが、占いは特に他力本願な傾向が強いなと思っていたんですよね。

無意識のうちに、「結局、占いって他人依存じゃん」

と思っていたのだと思います。

ですが、タロットの世界を真剣に勉強してみると、実は他人依存ではなかったことがわかってきました。

占い師側に依存させようとの考えを持っている人がいるだけ。

多くの占い師が、相談者を依存させることで生計を立てているとの考えがあるからです。

つまり、これは占い師のスタンスやマインドの問題であり、占い、タロット固有の問題ではない。

「結局、占いをする人次第である」ということがわかりました。

この辺のことが腑に落ちてきて、ようやくタロット占いを勉強することに何のためらいもなくなってきました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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