『昭和40年男』に『アリス』のペガサスが降臨した件
火曜日は音楽ネタの日。
『昭和40年男』という雑誌(隔月刊)を、時々購読しています。
時々じゃなくて毎月でも読みたいのですが、定期購読してしまうのがオチなので、ホントのホントに読みたいコンテンツの号だけ購入するようにしています。
2009年創刊だから、早くも13年目か…
まずタイトルが、ど真ん中過ぎますね。私が昭和40年5月生まれですので…
出版元のコンセプトも、『昭和40年(〜41年3月)生まれの男性に向けた年齢限定情報誌』と明快です。
昭和40年生まれに限らず、この周辺の世代は、物心ついた頃から手塚治虫や藤子不二雄、石ノ森章太郎、永井豪、梶原一騎といったレジェンドの作品をカラー版のアニメで体験し、また『ザ・ドリフターズ』から『ひょうきん族』への変遷、歌謡曲では生放送でランキング形式の歌番組を幾つも経験してきた世代であります。
また遊びに於いても、任天堂が家庭用テレビゲームを発売するまでは、『人生ゲーム』や『野球盤』・『オセロ』等のボードゲーム、『アメリカンヨーヨー』や『ルービックキューブ』等のアナログなオモチャがブームになった時期でもありますので、この辺を掘り下げれば幾らでも特集記事を組めそうです。
そして、11/11(金)発売の第76号、
表紙には満を持して『教祖様』が降臨されました(笑)
あ、教祖様はお独りではありません。
この3人の変化である『ペガサス』こそが私の青春時代のモニュメントでもあります!
全148ページのうち12ページを割いての特集記事。
語られている内容は、45年来のファンとしては目新しいものはありませんでしたが、3人こぞって齢73歳を迎えたメンバーの近況ロングインタビューは嬉しいものがありました。
まさに、俺たちニューミュージック世代!
アリスのみならず、岸田敏志(当時は智史)・永井龍雲・渡辺真知子・尾崎亜美といった当時の『ニューミュージック・アイドル』の記事も。
そして、あの頃のアリスといえば『モーリスギター』!
堀内孝雄氏自身も、最近の動画で『モーリス持てば、スーパースターも夢じゃない!』と語っているくらい有名なキャッチコピーでした。
(因みにこのコピーの広告は、かまやつひろしが最初です…)
当時はレコード店でもギターが売られており、モーリスギターの最盛期の年間販売本数は30万本だとか!
単純に365日で割って日産800本超!
もちろん自社工場だけで作れる数ではなく、国内の大小楽器メーカーから木工工房、海外委託も含めて、総出で作りまくっていたようです。
古き良き時代でした…
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