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プロの執筆家にとっては『電子辞書』が現役の愛用ツールである件

土曜日はノンジャンルで…

先週、京都新聞が出している週刊の小学生向け新聞『ジュニアタイムス』で、1つの俳句が2回選ばれていたお話しを書きました。
その続きになりますが…

帰省した折に数週間分の京都新聞をザッピングしているのですが、少し気になる記事があると、ビリっと破って(或いは4ページ分を抜き取って)帰省バッグに放り込みます。
そして週明けに名古屋市の単身部屋に戻り、バッグからその紙面を取り出すわけですが、その時点でどの記事が気になって持ち帰ったのかが思い出せないことが多々あるのです。

そういう時は仕方ないので、持ち帰った紙面を隅々まで読み直して、どの部分が気になったのかを思い出そうとするのですが、結局何も思い出せないことすらあります。
ボケてきたかと、ちょっと不安にもなります。

そんな感じで持ち帰った紙面に、あらためて気になる部分を見つけました。

京都新聞 2022/6/26(日)号ですので、かれこれ4週間前になりますか…。
朝日新聞であれば『天声人語』、読売新聞であれば『編集手帳』、日本経済新聞であれば『春秋』に相当するコラムが、京都新聞では『凡語』というのですが、その冒頭部分です。

いわく、
・手持ちの『電子辞書』が3代目の愛機
・手のひらサイズの中に、漬物石ほど思い大辞典や百科事典、英会話や医学、IT用語など100種類以上の事典が内蔵されて便利このうえない』

そこから、例の兵庫県尼崎市で市民の個人情報が入ったUSBメモリの紛失事件に言及されているのですが…
とっても違和感がある…

2022/6/26(日)京都新聞

電子辞書の便利さを列挙した後は、『それにしても、スマホにはそれらが全部収められていて、本当に便利な世の中になったものだ』と書かれることを勝手に想像していたのですが、この筆者の日々の執筆を支えているのは、スマホではなく、3代目の電子辞書なのです。
スマホの『ス』の文字も出さずに、電子辞書のスゴさ・便利さを紹介されているのです。

電子辞書といえば、2人の子供が中学高校に進学する際に、学校からの半ば指示もあって購入した記憶があります。
メーカー・モデルとしては、社会人向けの特殊なものを除けば《CASIO EX-word》と《SHARP BRAIN》の2強だったと思います(あとは CANNON…)。
今や中学生はもちろん小学生までもがスマホを所持する時代にあって、電子辞書のニーズはあるのか?
あ、中学生でも学校にスマホを持ってこない、授業中にスマホを使わないという校則がある限りは、重い辞書を持ち運びするよりは電子辞書の方が便利ですね。
スマホの方が最新の事情にアップデートした情報が入手できる反面、記事の信憑性という最大の不安もあるわけで…

良し悪しを言うつもりはありません。
京都新聞の『凡語』という、毎日毎日540文字ピッタリで世の中の出来事に対しての風刺や感想を書かれているプロ中のプロ。
そうした方には、スマホでの検索よりも使い込んだ電子辞書で信用できる出典を紐解くことが重要なんでしょうね…

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