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アラ還でバイク買って6輪ライフを企む件

曜日ごとにジャンルを絞って書き綴っています。木曜日はクルマ談義の日

数日前に書きました『資格取得に先立つものを試算してみた件』の中で、『普通自動二輪小型限定免許(AT限定)を取る!』と宣言しました。
去年暮れに急に思い付いたのですが、『人生4度目のバイク熱!』です。

HONDA PCX(125ccなのにビッグスクーターの貫禄!)

① 最初の憧れは『750ライダー』

小学5年生から中学生の頃、『週刊少年チャンピオン』が大好きでした。作者は石井いさみ。
当時の『週刊少年チャンピオン』の連載は『ブラックジャック』・『ドカベン』・『マカロニほうれん荘』と名作揃いで、これらが偉大過ぎてその後の漫画週刊誌は読まなくなったともいえるくらい。

その『750ライダー』で、主人公の高校生・早川光の愛車が HONDA DREAM CB750 FOUR という名車で、とにかくカッコ良かった。当時の国内規制では単車の最大排気量が 750cc迄だったので、『ナナハン』という言葉は特別な響きを纏っていました。
大人になったらナナハンに乗る!』と決心し、近所の自転車屋さんでカラーのカタログを貰って机に敷き、CB750 FOURのプラモデルも買いました。

小5の時に挫折したプラモと同モデル

結果的にはそのプラモデル制作に挫折し、そのまま興味も冷めていったのが最初のバイク熱でした。

懐かしの『750ライダー』(戦隊モノではない)


② 次の熱中期は高校2年生

1976年に HONDAが発売した原動機付自転車(50cc原付)『ロードパル』(通称:ラッタッタ)を皮切りに、YAMAHAが『パッソル&パッソーラ』で追随。その後、HONDAが『タクト』・『リード』、YAMAHAが『ベルーガ』・『JOG』を相次いで売り出すと、SUZUKI『ジェンマ』・『』とまさに百花繚乱時代に…

通っていた高校では免許取得は認められていませんでしたが(実は校則のない学校なので禁止条項はなかったような…)、同級生で何人かが乗り始めたことと、母親が原付に乗りたがって誘ってきたこともあって、高2の夏に原付免許を取得。
母親と共用で、YAMAHA JOGを購入してもらいました。
自転車とは較べものにならないくらいに行動範囲が拡がり、あちこち走り回っていたことを思い出します。
本当は、友人が乗っていた YAMAHA RZ50や HONDA CB50、或いは MM50(ラクーン)といったスポーティな単車が欲しかったんだけど、母親と共用なのでスクーターで我慢。
それにしても、RZ50はカッコよかったなぁ…

YAMAHA JOG(まさにこの色に乗っていた!)


③ 3度目のバイク熱は大学時代に!

大学に入ると、自ずと興味は4輪(クルマ)に移るわけですが…
バイトに明け暮れて現金120万円を貯めて、HONDA CIVIC 25R (Wonder Civic)を買ったのはいいとして、友人がバイクでタンデムしているのを見るとそっちにも憧れて。
当時、欲しかったのは、アメリカンタイプの HONDA 250T LA Custom
周囲は、バイクといえば前傾姿勢でしがみついて乗るタイプばかりだったのですが、当時既にアイビースタイルに目覚めていた私は、『アメカジ的にゆったりとふんぞり返るアメリカンバイク』か、『トラッドスタイルで乗馬スタイルで乗る英国式の単気筒バイク』かの二択で悩んでいました。
アメリカンといえば、Harley Davidsonに代表される大排気量が魅力の1つでありましたが、当時の『中型二輪免許』をと考えると250ccで妥協した感じ。単気筒タイプなら 250ccでかなり本格的なモデルもあったような…

実際には、大学生の分際で当然ながら余裕はなく、6輪(4輪+2輪)ライフは夢に終わりました。

憧れの HONDA 250T LA Custom Candy Red 


④ そして今、何故か4度目のバイク熱が…

偶々ネットで読んだ記事によると、上記の1980年代に百花繚乱に咲き乱れた『50cc原付』の出荷台数は、全盛期(40年前)の1割(9割減!)にまで落ち込んでいるようです。少し前には『電動アシスト自転車』にも抜かれたとか。
その中で 125ccクラスの出荷台数は漸増し、もうすぐ 50ccの台数を抜くとか。
そんな記事を読んでいる最中に、職場の後輩課長が『カブ、買ったんですよ!』と。
カブって、原チャリの?』と尋ねると『110ccなんですよ、二種免許取ったんで!

二種免許』ってタクシー?と思ったりして調べたら、『原付免許』に1種(50cc以下)と2種(125cc以下)があるという事を知りました。
原付2種』であれば、一般道で時速30km/hではなく60km/hまで出せるし、二段階右折は要らないし、2年目からは二人乗りもできる!という事も判明しました(高速道路・自動車専用道は走行不可)。
かつ、125cc超の中型・大型バイクと違って車検不要で税金も安く、保険は既存の自動車保険に付帯されている。で、その運転に必要な免許が『普通自動二輪小型限定免許』ということで、なんと『AT限定』という区分もありました!
そう、左手の握力がない為にミッション式のバイクだとクラッチが切れないわけです。AT限定免許だとスクーターには乗れるので、これは大助かり。

ただここで、例によってコロナ禍の影響がありました。
・自宅待機や大学の休校で、この機会に免許を!と免許取得希望者が殺到している
・教習所自体も一昨年春夏に休校となり、受講生の積み残しがある
・自動車学校では、『3密回避』の為に学科講習や実技の受講人数を減らしている
・感染者の増加で、教員・職員の数が不足気味
といった環境のなか、授業コマ数の減どころか利幅の少ない二輪免許は『新規受付休止』が相次いでいる状況です。
何校か問合せてようやく見つけた学校も、3月までの入校枠は埋まっており、4月からとのこと。せこい話をすれば、感染予防の観点からヘルメットやグローブも貸出しを止めており自前で用意する必要があります。

免許を取ったら取ったで、新車バイクの納車も人気車種では1年待ちとのこと。今、欲しいと思うモデルは、HONDA Hunter CUB125 (トップ画像)か HONDA PCX125、或いは VESPA Primavera 125
中古車市場で新車より高いプレミアム価格で取引きされています。

VESPA Primavera 125(気分は『Roman Holiday』)

こんなところにもコロナ禍、全国13都県で3週間の延長が発表されましたが、なんとか早期収束・終息して欲しいものです。

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