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海外で写ルンですのすすめ

フィルムカメラ、流行りですよね。私もフィルムカメラ大好きです。とくに昔懐かしい『写ルンです』は若い女の子にめちゃくちゃ人気。

フィルムカメラを使ってるよって話をすると、私も使ってみたいけど操作が難しそう…とかっていう話を結構聞きます。そういう時に私は写ルンですを推すんですけど、写ルンですほど海外旅行にピッタリなフィルムカメラはない!

フィルムカメラ始めたい!みたいな人も旅行をきっかけに写ルンですを利用して、フィルムカメラの楽しさを知ってほしいな~と思って書いています。富士フィルムのまわしものみたいになってるけど。

私が『写ルンです』を海外旅行に推す理由は以下3つです⇓


①サブカメラとして持ち歩いても困らない大きさ、重さ

②盗られたり失くしたりしてもそこまでダメージの大きくないお値段

③海外の風景と相性がよく、ノスタルジックな写真が撮れる


①サブカメラとして持ち歩いても困らない大きさ、重さ

『写ルンです』は大きさが W 108㎜ ×H 54㎜ × D 34㎜、そして重さは93g。数字だけだとよくわかんないのでiPhoneと比べると、iPhoneXがW 70.9㎜ ×H 143.6㎜ × D 7.7㎜の174gなので、横にしたiPhoneよりちょっと小さくて、半分くらいの重さってこと。めっちゃ軽くない?ポケットに入る大きさ。ちょっと厚みはあるけどそこはご愛嬌ということで……。綺麗な写真用に大きめのミラーレスとかを首から下げてても邪魔しないサイズ感です。

②盗られたり失くしたりしてもそこまでダメージの大きくないお値段

27枚撮りの写ルンですは、インターネットで検索すると大体、940円くらいなので、税込みだとしても千円するかしないか、といったところ。ドンキにも売ってる手軽さ。何万円もするミラーレスや十万コースのフルサイズ機に比べたら、盗られたり失くしたりしても悲しくならないお値段。もちろん、盗られも失くしもしないのが一番だけど、海外旅行という慣れない場面だと隙が多くなりがちなので、最悪の場合を想定しておくのが堅実です。

③海外の風景と相性がよく、ノスタルジックな写真が撮れる

これに関しては、もう私から言うことはあんまりないですね。私はウィーンとヘルシンキで写ルンですを使って写真を撮りましたが、ウィーンの歴史ある街並みも、ヘルシンキの海街特有の湿度も、すべて『いいかんじ』に撮れました。技術いらずです。撮りたいものに向かってシャッターを押す、それだけ。最高ですね。アジア圏で撮るとまた違ったノスタルジックな写真が撮れると思います。

以上のように、海外旅行だからこそめっちゃ手軽な写ルンですを利用してほしいのですが、いくつか注意点もあるので、そちらも書いておきますね。

フィルムカメラを海外で使う時の注意点

注意点① 海外旅行の交通手段として飛行機に乗る人が大半だと思いますが、飛行機はX線による荷物検査があります。フィルムは、X線により感光してしまう場合があり、高感度なフィルムほど影響を受けやすくなります。詳しくは富士フィルムさんのQ&Aを参考にしてください。

『海外旅行に「写ルンです」を持って行きたいのですが、X線検査は問題ありませんか?』

私は写ルンですのシンプルエース(ISO400)を2本持って行きました。成田空港では手検査してもらえましたが、ヘルシンキとウィーンの空港では依頼してもISOが低いからそのまま検査すると言われて2回はX線に通しちゃったんですけど、2本とも特に写りに問題はなかったです。

注意点② 現像に時間とお金がかかる。言うまでもないと思いますが、一応。撮ってすぐにネット上にアップロードできるのに慣れていると、案外忘れちゃうんですよね…。カメラ屋さんにもよると思いますが、フィルムの現像は時間がかかります。家の近くのカメラ屋さんだと現像に2週間かかるのに、街の大きなカメラ屋さんだと90分で仕上がったりするので、自分の住んでる地域の最適解を調べてみてくださいね。

メリットもデメリットもお話ししましたが、私は次にまた海外に旅する機会があれば是非また写ルンですを持っていきたいです。

みなさんは、写ルンですを持ってどこへ行きたいですか?


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