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宣伝活動こそ力を抜く話。

プロレス界には全てとは言いませんが選手個人個人の「手売り」「宣伝活動」が必須だと思います。

黙っていてはもちろんダメだし練習だけしていてもお客さんは会場までは来ません。

熱意が直接伝わらないと僕が客なら動きませんし、プロレスラーである前に会ってみて「人としてどうか」は大事な判断基準になってくると考えます。

いくらSNSを毎日ポストしていても現実問題チケットはなかなか動きません。ビッグネーム参戦だろうが実際の数字を見ていると決して動いているとは思いません。

GLEAT以前に所属していた団体は選手の宣伝力が素晴らしい団体でした。その点に関しては周りに良いお手本がかなりいたので最初はそのやり方を真似してみたり時には給料以上に営業費を使ってしまいスッカラカンになってしまったり。

最初は何も分からないのでとにかくポスターと実券を持ち飛び込み営業の連続。

昼時ピーク時のラーメン屋にチケット片手に飛び込み営業に入って

「テメーこの状況見て営業とか舐めてんのか」と何度も怒鳴られたのは今となっては良い思い出です。

当時の選手営業部長のような方には「ポスターをもっと丁寧に扱え!舐めとんかおまえは!」と喝をいただいたり「手ぶらで行くな馬鹿野郎」と手土産の選び方を教えていただいたり。

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