営業とは/販売職と営業職の違い

私は今年で社会人4年目、つまり営業職4年目。

3年間営業職として働いてる中で、営業の仕事ってこれかぁ…と感じることや、私って向いてるのかな?と思う瞬間がたくさんあった。お互い(売り手と買い手)ストレスかかる状態でモノを売る仕事に違和感を感じていた。

私はお客様との関係構築力に長けていたため、何となく誤魔化しながら仲良いお客様で数字を作っていた。自分のことを好きになってもらったお客様に、自分の好きな商品や得意とする商品を売っていた。
最初はそれで良かったが次第に頭打ちになり、会社からは他の商品(私にとっては魅力を感じないもの)も売るように指示があり、予算も増えていく中で、気持ちが乗らず毎日がストレスとの闘いだった。

営業には有形商材を扱う営業と無形商材を扱う営業があるが、私は前者の有形商材の営業をしている。営業において有形商材は商品力が大きく作用するため、無形商材の営業ほど大変ではないと思う。ただ自社の取り扱ってる商品が目立って優れている何かがあるわけではないため、他社との差別化が難しいのが現状だった。

私が社会人2年目の頃、当時のインストラクターとの面談で、"販売職と営業職の違いって分かる?"と言われたことが強く記憶に残ってる。
そんなこと考えたことなかったし、うまく言葉にできなかった。
"販売職は欲しいと思ってるお客様にモノを売る仕事、営業職は欲しいと思ってないお客様に欲しいと思ってもらって買ってもらう仕事"と教えてもらった。その時に当時の悩みが全て腑に落ちた気がした。
私が今までやってきたのは販売職だったのかなと…。好意的なお客様にプラスαの提案をしていたが、これはもともと気持ちがこちらに向いているのでとても簡単なことだし、営業にとっても客にとってもストレスがなくて気持ちが良い。会社が求めてる営業は、こちらに気持ちが向いてないお客様を1人でも多くこちらに向いてもらうことなんだなと思う。

これを理解した上で、だからこそ営業は難しくて大変だなと思う。そんな私も4年目。
販売と営業の違いを理解することで、また仕事への向き合い方も変わった気がする。

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