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焚キ火ノ音 -TAKIBI MUSIC FESTIVAL- レポート

先日、10月31日に「焚キ火ノ音 -TAKIBI MUSIC FESTIVAL-」が開催されました。
6回目の開催となった本イベント、今年は新型コロナウイルスの影響を考慮し、ライブ配信での開催となりましたが、当日は天候にも恵まれ、会場はアーティストの素敵な音楽と焚火の炎で熱気につつまれました。

新しいカタチの「焚キ火ノ音」

大型イベントが軒並中止される中、「焚キ火ノ音」をなんとか開催したいと考え、より安全・安心なガイドラインを策定するためSNSを通じて意見を募集したり、チケット販売を始められない代わりに予約を受け付けたり…。いつもより沢山の打ち合わせを重ね、意見や予約を寄せて頂いたお客様の期待に添える様に開催を目指してきましたが、残念ながら来場者をお迎えすることは出来ませんでした。

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それでも、焚キ火の火を絶やさないために、今年は初めてライブ配信という方法で新しいカタチの「焚キ火ノ音」を開催することになりました。

素敵な音とライブの興奮を届けるために

ライブ配信とはいえ、都内でありながら芝生の上でキャンプや焚き火が楽しめる若洲海浜公園キャンプ場、そこでゆったりと音楽に親しむことのできる「焚キ火ノ音」、そのいつも通りの魅力を伝えるべく、前日から設営のためにスタッフ総出で準備を行いました。その甲斐もあって、イベント当日は秋晴れのとても良い天気となりました。日が昇ると気温も上昇し、芝生の緑も輝き、陽当たりの良いところでは汗ばむほどの陽気でした。

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最初の演目は、2016年のグラミー賞最優秀リミックス・レコーディングにノミネートされ、海外での注目も高いstarRoさんによるアップビートのDJです。初めてのライブ配信、そのトップバッターということでスタッフも緊張しましたが、無事に配信がスタート。抜ける様な青空の下、例年DJ BARとなっているステージから乗りの良いサウンドをお届けする事が出来ました。

次は海側にステージを移し、北米、南米、アジア、ヨーロッパと、こちらも広く活躍するKENTA HAYASHIさんのライブです。動画を配信するスタッフと一緒に慌てて機材を移動します。ステージテントの帆布の白が、気持ちの良い音色に合わせるように風にそよいでいました。

夕暮れ-1024x576

会場は徐々に夕暮れを迎え、東京ゲートブリッジが夕陽に煌めきます。空も海もオレンジ色に染まるいつも通りの美しい夕景の中、焚き火に火が灯り始めます。

いよいよ「焚キ火ノ音」らしい雰囲気に会場が包まれる中、4人組バンドnegoの登場です。それぞれの音が絡み合い、身体を直撃する独特なサウンドが、徐々に勢いを強める焚き火の炎と相まって、これから始まる夜を盛り上げていく様です。

そして光風、昨年はGreen Massiveやカラムシとの競演でしたが、今年はソロで登場です。
ソロでもとてもパワフルな演奏で、最後は関係者やスタッフを巻き込んでの合唱となり、いつまでも会場にその声を響き渡らせました。

最後は、縄文トランスユニットとしても知られるラビラビです。こちらもいつも以上にパワフルな演奏で、夜の闇と焚き火の炎を混ぜ合わせ昇華させる様なグルーブで会場を包み込んでくれました。

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どのアーティストも、コロナ禍で久しぶりの野外ライブとなった所為か、それともこんな日常を吹き飛ばすためか、焚き火の炎に負けないくらい熱い素敵な音とライブパフォーマンスを披露してくれ、配信も大盛況の中、無事に終了することができました。

「焚キ火ノ音」コラボエプロン

今年は残念ながら通常開催には至らなかった本イベントを楽しみにしてくださった方に向けて、そして来年も無事に開催できるようにとの願いを込めて制作したコラボエプロン。(https://thatisgood.jp/product01/

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当日はスタッフみんなで着用しました。現場で多くの備品を持ち歩き、設営や焚火の準備など多くの作業が必要なイベントスタッフからも「ポケットがたくさんあって必要なものを全て収納できる!」「軽い素材で長時間着ていても肩が凝らない!」と大絶賛でした。

来年の開催に向けて

今年は、コロナ禍の中でお客様、アーティスト、スタッフ含め「焚キ火ノ音」に関わる全ての方の「安心・安全」を考慮した結果、ライブ配信のみの開催となりました。一日も早いコロナウィルス感染症の収束を願うとともに、来年は更にパワーアップしたカタチでイベントを開催できるよう、スタッフ一同努力していきますので、是非ご期待ください。
会場で皆様とお会いできる日を楽しみにしております。

コラボエプロンの販売について

初めて挑戦していたクラウドファンディングも、無事終了しました。購入、応援コメントをくださった皆様、ありがとうございました!
クラファン終了後も、ECより購入が可能になります。アウトドアシーンにはもちろん、現場や作業スタッフからも絶賛の声を多く頂いた商品です。是非チェックしてみてください!

著:焚キ火ノ音-TAKIBI MUSIC FESTIVAL- 運営スタッフ 緩詰

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