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自己紹介Ⅰ/ 新社会人編

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24歳から27歳までの出来事をまとめています。 大学4年生から新社会人になっての苦悩について書いています。 誰かの参考になれば幸いです。
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#NPO

自分のやりたいこと⑧ - ベンチャー編

前回の記事はこちら(起業準備編) 後日、面接の結果が届いた。 合格だった。 社会人3年目の2016年2月、 希望通り、新規事業開発への異動が決まった。 結局、経営企画にいた期間は1年半だった。 後日知ったのだが、新しい人事制度で経営企画から異動したのは僕だけだった。 通常の異動とは違う、自分から出ていく異動なので 挨拶周りの時は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 新規事業開発での仕事は、 会社が新たに進出する分野・業界のベンチャー企業への投資(M&A)

自分のやりたいこと⑦ - 起業準備編

前回の記事はこちら(死の谷編) NPOの組織体制変更後、少しずつ事業は進み始めていた。 武道館のコンテストから半年が経った社会人3年目の夏。 ワタミから2,000万円の件について、そろそろ話を詰めたいと連絡があった。 僕は有給休暇をもらって普段はしないネクタイを着けて、ワタミの本社に向かった。 到着すると役員会議室に案内された。 しばらくして先方の役員が現れた。 はじめに教来石から新しい会社の事業はまだ決めれていないということを伝えた。 役員「これだけ待たせておい

自分のやりたいこと⑥ - 死の谷編

前回の記事はこちら(NPO入門編) NPOの話の続き。 賞金2,000万円もらえるコンテストで優勝した我々。 これで貧乏NPOから脱出できる。映画をたくさん届けられる。 と喜んでいた矢先、 ミーティングで教来石から驚くべきことが伝えられた。 優勝後に、教来石はコンテストの事務局から、 「2,000万円は賞金ではなく、出資か融資ですよ」 と言われたというのだ。 武道館では「2,000万円獲得です!」と表彰されていたが、 募集要項を見ると、確かに最大2,000万円

自分のやりたいこと④ - 未知との遭遇編

前回の記事はこちら(社会人編) あっという間に社会人3年目になり、経営企画で3年目の春を迎えた。 春からは新しい業務で外部向けの決算開示(IR)を担当することになった。自分が担当したものが社長の決算プレゼンで使用されたり、HPの決算開示で発表された時はすごく嬉しかった。 嬉しさのあまり母親にスクショで自分が担当した開示データの画像を送った。理解できなくてもいいから、どんな形でもいいから自分の仕事を地元にいる親に見せたかった。母親もよくわかってなかったが喜んでくれていた