作家は命がけ♡


高血圧でお医者さまから「薬を強くしましょう!」と言われたのに「イヤです!」とお断りしたソウ マチです!

じつは先月の受診でも薬を強くしようと言われたのにお断りしました。なんでか?

もともと血圧はずっと正常でした。肥満でもないし塩分は控えめ、血圧の上がる要因はなかったはず。それなのに婦人科系の病気で毎月お注射をするようになってから血圧が爆上がりした! 上が180、下は120! アタマがガンガンする! アタマの血管が切れそう!

婦人科の優山先生(仮名・50代・男性)が数値にビックリして「血圧の治療をしてください! 僕は婦人科だから診られないのです」そうおっしゃったので、近所の厳岩内科(仮名)へ行きました。厳岩先生も50代の男性です。無口で無愛想。婦人科の優山先生はにこやかで説明も丁寧なので、180度ちがう。

2人の先生に診てもらっていたら婦人科の優山先生が急におっしゃった。

婦人:ソウさんが診てもらっている内科の厳岩先生によろしくお伝えください。
ソウ:はい?
婦人:厳岩先生と僕、じつは同級生なんです(^▽^) ソウさんのお薬手帳に彼の名前が書いてあるのを見て、彼も頑張っているんだと嬉しくなりました♪
ソウ:……わかりました。

内科の厳岩先生は無口で無愛想なので、急に「婦人科の優山先生がよろしくっておっしゃってました」そう言うと、ビックリさせるかもしれない。上手にお話する自信がないので、いつも先生へ渡す血圧の記録にメモを書きました。

メモ:婦人科の優山先生からご伝言です。「厳岩先生のお名前をソウさんのお薬手帳で見て、ご活躍だと嬉しくなりました。厳岩先生によろしくお伝えください」

厳岩先生へメモを渡しましたけれど無反応でした。まぁ、先生は無愛想だからな。伝言を伝えてほしいという優山先生のご希望は叶えられたし、伝書鳩としての仕事は終わった♪♪ 

その後も厳岩先生は無口で無愛想なのですがビミョ~な変化が……。うまく言えませんが、フレンドリーになった気がする……。無愛想なのは相変わらずですが笑顔に見えないこともないし、以前の聴診はフツーの距離だったのにめっちゃ近いし前のめりになってる……。先生、近いです。近すぎます。そして「何か質問は?」「他に欲しい薬はない?」そう聞かれるようになった。

思い出した! 以前に別の病院でずっとお世話になっていました。話がちょっとアレ(←たぶん一般的でないと思う)なので何科なのかは伏せます(ごめんなさい)。すごく親身で優しい先生でした。とんでもなくお世話になった先生です。今も感謝しております! この先生に、質問されたのです。

先生:ソウさんの病名、何にする? 
ソウ:え??
先生:ソウさんが決めていいよ(^▽^)

わたしが病名を決めていいんですか!? なんのはなしです科っ?? 

この頃わたしは心が折れて療養中で、お詳しい方ならわかると思いますが病名によって支援が受けられるか、受けられないかの瀬戸際でした。支援が受けられなければ路頭に迷うのは必至なので、わたしも必死でした! そんなわたしの状況を察した先生が、自分で病名を決めていいと言ってくださった! この時、わたしは誓いました。先生のためにもわたしは社会復帰する!! この先生の一言がなかったら、わたしはズルズルと人生を浪費したと思います。そして支援をダラダラ受け続けたと思います。でも先生のおかげで最速で社会復帰できました! 大事な血税を浪費せずに済みました! その節はありがとうございます! いつか先生に恩返しします! 

病気を自分で決めていいというのもすごい話ですが、欲しい薬がないか聞かれるのもなかなかだと思います(;^ω^) ありがとうございます。でも特にないです(;^ω^)

そんなこんなで話しやすい雰囲気になったので、降圧剤を強くするという先生のご提案をお断りしました。本当はお医者さまの指示に従うべきなのですが、どうしても断りたい理由があった。

わたしの注射はかなりリスクの高い注射です。効き目が強いかわりに、副作用も激しい。あまりにヤバイので注射を一旦やめることになりました。どうも血栓ができる可能性が高いらしい。さらに血圧が上がっているので、血管が切れる恐れがある。「アタマの血管が切れそう!」と言っていますが、本当に切れる可能性がある。ゆえに厳岩先生は降圧剤を強くするよう言ってくださったのに、わたしは断った。なぜか??

答え:注射が高血圧の原因か知りたかったから。

これをお読みの皆さまは「なぜ命を懸けてまで原因を知りたい?」そう疑問に思われるでしょう。「そこまでして知りたいか? どっちでもいいじゃん」

ここで新しい疑問が生じます。

問い:なぜそこまでして知りたいか?

その答えは…………、






「だってこの話、ネタになりそうじゃん??」



ネタのためなら命を懸ける! どこで何がどうなってネタになるかわからんから、拾えるネタは必ず拾う!!

そういうワケで今日も安定の高血圧でございます♪♪ でもご安心ください。注射は中止したので、効果は今月末でなくなります。来月から血圧が下がれば、高血圧の原因は注射だった可能性が高い。そして下がらない場合は、ちゃんと強いお薬にしてもらいます。危ないのは今月末までです♪♪

では本題です。本当に申し訳ないのですが、上記の話とぜんぜん関係ありません。

今日、お付き合いいただきたいのは「ソウ マチの近い将来」についての展望です。

去年の今頃、自著の2巻が出版されました。3巻のご依頼を受けると同時に、新しいお話のご依頼も受けた! やったああああああ!!

新しいお話は何を書いてもいいと言われました。2巻を書く際に「作中で胸がキュンキュンする恋愛を書いてほしい」そうご注文がありました。自著の2巻をお読みの方は「はて? 胸キュン? 恋愛? そんなのゼロだったが?」そう思うでしょう。でも思い出してください。男子のデカイ鳥と、女子のデカイ鳥が出てきたでしょう? あれがわたしの精一杯の胸キュン & 恋愛ロマンスなのですよ!!!!!!! あれでも頑張ったのですよ!!!!

でも胸キュンは皆無、恋愛要素ゼロなのは自覚しております(涙)。最後までご希望に添うことができませんでした(涙)。そういうワケで「ソウに注文をしても無駄」と思われたのか、新刊はジャンルのご注文さえ言われなかった。

何を書いてもいいなら、一番書きたいことを書くぜ!! そう考えてたった一晩でプロットを作成 & 提出。そして一発OKが出た! あざす! 

書くにあたって取材をしました。教育委員会(!)の委員長さま(!!)に複数回お話を伺った。そこで聞いたのは、かわいい児童たちの厳しい現実でした。わたしは以前に家庭児童相談室で相談員をしていたので、児童たちの厳しい現状は知っています。けれど児童虐待などで一時的に児童と繋がる家庭児童相談室よりも、ずっと児童を見守っている学校のほうが、ずっとずっと内情をご存知でした。

そういう辛い目に遭っている児童たちに、楽しい時間をお届けしたい! だからちゃんと向き合う!! 辛いことも悲しいこともわたしが濾過して、楽しいことだけ書くよ! 本を読んでいる間だけはきっと楽しい気分にするから待ってて!! 

こうして3巻と新刊を同時進行で進めつつ、前のバイトから逃げ出しつつ、心が折れながら求職活動をしてスターバックスの面接で落とされてさらに心がバキバキに折られながらも新しいバイトを見つけて、毎日まいにちエッセイを公開(以前は小説家になろうでお世話になっていました。ぜひご笑覧ください☆)して、ついでに異世界恋愛のお話も公開して、今から思えば大変な日々なのによく児童書やらエッセイやら異世界恋愛を同時進行で毎日書いていたな、わたし本物の変態やな、やっぱりアタマおかしいな……という日々を送っていた矢先、新刊にストップがかかりました。なんで!?

わたしが聞かされた理由は「まず3巻に集中して出版しましょう! その後、新刊に集中してください」です。ふむむ。3巻と新刊に集中しながらさらにエッセイも異世界も書いていたので、同時進行でできると思いますけれど、そうおっしゃるならそうしましょう。

そして3巻を書き上げ納品(??)したところでトラブルが起きた! 激怒したわたしが大暴れして作家をやめると言い出し、アタマおかしいソウを制御できるのは編集長さましかいないという小学館の御英断で担当さまが交代した。

あ、これ、ちょっと書きぶりが違いますね。正しくは「担当(さま)を変えますか?」と打診がありました。しかも代わっていただく時期は、わたしが決めてもいいという身に余るご配慮をいただきました。そしてわたしの判断で3巻の途中で代わっていただきました。なんで途中で代わってもらったのか? せめて3巻の完成まで待てなかったのか?

グラスに1滴ずつ水をたらすと、いつかグラスから水が溢(あふ)れるでしょう? その水が血液だったとしても、いつかグラスから溢れます。わたしの心の血がグラスから溢れて、失血死寸前だったのです。これ以上トラブルがあれば、どんなに小さなトラブルでも耐えられなかった。けれどいつもニコニコしているので、周りから見てもわからないらしい。でもわたしは傷ついて疲れ果ててボロボロでした。わたしの器の小ささがすべての原因で結果です。器が小さくて、本当にすみません!! 

そして話は戻ります。「これからどうなるのか??」

順調にいけば3巻が出たあと、新刊が出る予定でした。ところが激怒してキレた上に、noteで経緯を公開してしまった(タイトル:商業出版バトル 1~3)。前代未聞です。本物のトラブルメーカー!! でも後悔はしていません。もしあの頃に戻ったとしても、同じ行動をする。何度あの日に戻っても同じ行動をする。

そして考えられる最悪の結末は……、

3巻で引っ張ったので4巻は確実に出る(と思う)。「4巻でお話を完結させてください」と言われ、4巻が出た後にフェードアウト。もちろん新刊の話は立ち消え……。
うぅ(涙)。後悔はしてないですが、それは辛いなぁ(涙)。またゼロから始めて作家として世に出ないといけないのか……(涙)。

最悪を考えていると凹むので、最高を考えよう!!

3巻は面白い(自画自賛)からそろそろ固定の読者さまが付くはず。一定の数字を確保できるようになり「ずっと続けてください」そう言われる♪♪ 書きたいお話はたくさんありますから、ずっと書けます♪♪
新刊を書いてみたら、こちらも好評だった! 「今後は2本立てでいきましょう! どちらもシリーズ化して、交互に出していきましょう!」
なんて素敵!! ウットリしちゃう♡

最悪と最高の中間として「新刊の話は立ち消えとなり、姫さまシリーズのみ続投」というのもあります。でも新しいお話も書きたい……。

この悩みに答えが出るのは、数か月あとです。3巻は年内に出る予定なので、本が出たら答えもでる。

長々とすみません。頭の中で考えてもわからないし忘れてしまうので、ここへ書かせていただきました。いつかこの記事を読み返して「あの時はあれが最高だと思っていたけれど、もっとすごい最高が起こった!」そう思いたいです。

まずは校正さまから返ってきた3巻の原稿の修正をせねば……。じつは先ほど、修正が必要なデータを拝受いたしました……。何より先に修正作業をしないといけないのに、こうして記事を書いております…………。

だってチラっと見たら、とんでもなく大量の書き込みがあったんだもん!! それ全部に目を通して修正しないとダメなんだもん!! 誤字脱字だけならいいけどお話の内容に関わるご指摘だったら、アタマをかきむしって書き直さないとダメなんだもん! アタマの血管が切れそうになるんだもん!!

こんなことならやっぱり降圧剤を強くすればよかったのかしら??

………………(考えている)………………それでもネタは欲しいから、血管が切れそうになりながら修正します(涙)。

急に記事の更新が途絶えたら「ソウの頭の血管が切れたな……」そう思ってください(^▽^)/




 

サポートも嬉しいですけれど、拙書「姫さまですよねっ!?」をぜひご笑覧くださいませ(^▽^)/ 愉快で楽しい本です♪♪