勉強が気分転換になる日が来るなんて、思ってもいませんでした!

資格試験のお勉強が、息抜きになっているソウ マチです☆

お勉強が気晴らしになる日が来るなんて、想像したこともありませんでした……。ウソでしょ……(ウソじゃない)。先日から登録販売者のお勉強をコツコツしています。お薬に関する試験ですから知らないお薬の名前がアホほど出てくるし、法律の難しい語句もたくさん! 「知らないよぉ~! 聞いたことナイよぉ~! おぼえられないよぉ~!」泣きながらお勉強していたのに、今ではお勉強が気分転換になっております……!!

なぜか?

自著の校正作業がめっちゃ難しいから! 校正作業に比べたら、資格試験のお勉強なんて楽勝だから!! 楽勝といってもおぼえられないので苦労していますけれど、それはええねん。最悪、試験に落ちるだけだから。いや、合格して時給アップしないと生活が苦しいままだから絶対に合格したいのですけれど、落ちても困るのは自分だけだから、ええねん。

今のところ校正作業で多いのは「この語句は、ひらがなでなく漢字です」「この語句は、漢字でなくひらがなです」この2つです。たぶんいずれを選ぶのかは基準があるのでしょう。常用漢字であるとか、児童書なので〇年生までに習う漢字を使うとか?? しまった。ちゃんと理解していなかった。ここは大事なので、ちゃんと理解しておかねば。

ご指摘いただいたところをそのまま修正すればいいのですけれど「あえてここは難しい漢字にしたい」「ここはひらがなにしたい」そういう想いがあるので七転八倒しています。日本語のプロである校正さまと、ベテラン編集長さまを向こうにまわして原稿に「ママで。(←このままでお願いしますという意味)」何度もそう書くのは、恐れ多い & 心苦しい & バカなのに偉そうに言うな & せっかくご教示頂いたのにもったいない & これで正解なのか?? & 間違ってるんじゃないか? などの思いが錯綜(さくそう)して、精神的にしんどいです! でも書くけど!!

それからアホの清姫ちゃんのセリフにアホほど「この語句は漢字では?」そうお尋ねがあるのもしんどい!「清ちゃんはアホなので、ひらがなです。ママでお願いします」この言葉を1巻の校正からずううううっっと書き続けているのです! 100回以上は書いた! そろそろスタンプが欲しい! スタンプがあればペタンと押せば済むもの! 何度も書くのがしんどい!! そして清ちゃんはわたしがモデルなので、自分をアホと書くのもしんどい!

でもこういうのは「〇か×か?」の二択なので、まだマシです! さらにキツイのは「〇〇で、〇〇なら、〇〇にならないのでは?」そういうご指摘! 自分で気づかなかったミスを理論的に指摘されて「あ………………」途方に暮れます(;^ω^)
そして正しい答えを見つけ出して、ちゃんと文章にしないといけない。建物の構造でよくあります。自分なりにお勉強して書くのですけれど、校正さまのほうが鋭い!! よくそこまで考えられるなぁ~! 尊敬します!!

さらにさらに、当時の決まりごとなども正確に書かないといけませんし、偉い人たちの序列なんかも間違えちゃいけない。ところが時代設定が安土桃山時代(資料が少ない)に、ほんのり平安時代風味(さらに資料が少ない & ほんのりってなんやねん?)という特異な設定なので、意味わからんし、ワケわからん! こんなヘンな設定したのは誰や!?(わたしです) ここへ連れてこい!(ここにいます)

こうなると、資格試験のお勉強なんて楽勝ですよ! 〇か×か選べばいいだけ、語句を暗記すればいいだけ! ラリホ~! 楽しい~♪♪ ひゃっは~!

う……(涙)。校正作業がしんどすぎて、アタマがおかしくなっている……。

現実の世界に戻ろう。現実の世界であったささいな日常のお話です。

レジでバイトをしていると、男性のお客さまがいらっしゃいました。

男性:カゴの中にハムがありました。前のお客さんの忘れ物だと思います。
ソウ:ご親切にありがとうございます! 助かります!

レジの途中だったので、急いで受け取ってレジ台の下へ置きました。ちゃんと見ていませんが、パックに入った薄切りハムです。レジを続けていると、目の前のお客様(50代・女性)が言った。

女性:どうしたの?
ソウ:お客さまが薄切りハムを忘れたみたいです。
女性:それは気の毒に! ハムは大事よね!?
ソウ:必要だから買ったのに、なかったらショックですね!
女性:ハムエッグを作ろうとしてハムがなかったら大変だわ!
ソウ:ハムサラダのハム無しもキツイですね!
女性:ハムって主役級だから、あるとナイとじゃ大違いよ!
ソウ:たしかに! ハムは大事です!
女性:考えてもみて! 冷やし中華でハムがなかったら、どう思う!?
ソウ:うわ! 最悪ですよ! ハム無し冷やし中華!? ありえへん!
女性:ハムの無い冷やし中華なんて、ムリでしょ!?
ソウ:ムリです! 成立しません!
女性:今日は冷やし中華を食べようと思ってハムを買いに来たのに、うちへ帰ってハムがなかったら台無しね!?
ソウ:もしかしてハムが無くて一番キツイのって、冷やし中華じゃないですか? 
女性:ほかのメニューならハムがなくてもいいけど、冷やし中華でハムがないのはダメね!
ソウ:ダメです! 絶対にムリです!
女性:そのお客さんちのご飯が、冷やし中華じゃないといいけど。
ソウ:冷やし中華じゃないよう祈っておきます! ありがとうございます! 〇〇円のお買い上げです(^▽^)

ハムでさんざん盛り上がってお客さまを送り出し、他のお客様も途切れました。ハムは要冷蔵なので、すぐ冷蔵庫で保管しないと! 急いでレジ台からお品を引っ張り出すと………………、



そこにあったのはハムじゃなく「ベーコン」でした………………(白目)。
あんなに熱く語り合ったのに、ハムが無くて一番困るメニューは冷やし中華だと結論が出たのに、あの熱い会話はいったい何だったのでしょう?? わたしたち二人は、まったくムダな会話をしていたのでしょうか?? そうですね。すべてムダな会話でしたね。だってベーコンだもの。冷やし中華と関係ないもの。

#なんのはなしですか


サポートも嬉しいですけれど、拙書「姫さまですよねっ!?」をぜひご笑覧くださいませ(^▽^)/ 愉快で楽しい本です♪♪