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当たり前とは、何?

新年度を迎え、新しいスローガンとして
“当たり前の事を徹底してやろう!”
と、掲げている人や企業がある。

挨拶の徹底、感謝の徹底
謙虚の徹底...などなど

”当たり前の事を、
 当たり前に出来なくてどうする?”
とか
“当たり前に出来て、当然だろ?常識だろ?”
って、言う人がいるが…

じゃ、そもそも『当たり前』って何?
『常識』って何?

そして、
なぜ挨拶をしなくちゃいけないのか?
なぜ、感謝が大事なのか?...
なぜ、謙虚でなければいけないのか?

個人差はあるが、年代によっては、
『それは、そういうものだから…。』
って返答をしてくる人達もいる。

この疑問を持つ人って、
どれくらいいるんだろう?
そして、これらの疑問に答えれる人って
どれくらいいるんだろう?

スポーツでも、よく有る光景で
「ちゃんと、声を出せ!!」とか
「もっと頑張れ!!」とか…
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※もっと頑張れ!!については、
話がそれちゃいそうなので、
別の時に書きます(笑)。

ざっくり書くと、沢山やれ!って
質より量を選ぶ考え古いよねって話。
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人って、やる意味が
理解出来ないと動かない。
つまりは、動機が無いと動く気になれない。
やる意味や、必要性を感じれなく
動くエネルギーが生まれない。

これからの時代は、
『当たり前を当たり前にやる』ではなく
『当たり前となってしまっている事に疑問を持ち、まずは考える。』
もっと言うと、事物の『本質と仕組み』を
理解する。

やる意味を理解出来ていないから
持続出来ない。

学校では先生が、やれと言うからやる。
会社では上司が、やれと言うからやる。
やらなかったら、怒られる。
その人との関係性や秩序が崩れる。
しいては、仲間ハズレにされる。

それらの理由が無意識レベルで働き
“仕方なくやる。”って状態が発生する。

なので、やる項目を増やすより、
まずは、やる意味を深めてあげる方が良い。
むしろ、そうじゃないと
最初は、やっても長続きしない。

恐怖(怒ったり)や、暴力(ハラスメントをしたり)
財力(お給料などの報酬)を使わないと、やりはしない。

物事の、やる意味を伝えずに、
やらせるのは我慢をさせるだけであって
ただただ無意味。

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