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「意味」とは外部との関係の中で発生する

生きる意味、
働く意味、
結婚する意味、
勉強する意味・・・

意味」について
考える機会は、
人生において
たくさんありました。

そして、
死ぬまで一生
考える続けることと思います。

その「意味」を
考えるにあたり、
覚えておくと
気持ちが少し楽になる言葉
紹介します。



ここで重要なことは、
「意味は外部
(の体系、システム)
を召喚する」
ということである。

意味そのものが独立して
存在しているわけではない。

たとえば社会的な行為は、
お金になるかならないかで
意味が発生したり、
しなかったりする。
養老孟司『ヒトの壁』より

つまり、
「意味」とは、
それが独立して
どうこう・・・
というわけではなく、

他のものとの
関係性において
発生するもの
ということです。



角度を変えて、
ある1冊の本を読む意味
について考えられた本で、
述べられていた言葉も
紹介します。

文学について
考察しようとする真の読者にとって、
大事なのはしかじかの本ではなく、
他のすべての本の全体であり、
もっぱら単一の本に
注意を向けることは、
この全体を見失う危険を伴う。

あらゆる本には
広範な意味の
組織に与える部分があり、
それを見逃すと、
その本自体を
深層に置いて
捉えることもできない。
ピエール バイヤール『読んでいない本について堂々と語る方法』より


本においても、
ある1冊の本が
独立して意味を成すのではなく

ある人の読んだ本の中や、
世に出版されている
さまざまな本の中において、
「意味」が発生するというのです。



つまり、「意味」は、外部との繋がりの中で初めて発生するもの


外部との繋がりの中で…
ということは、
それ単体では
意味付けが
されていないということです。

たとえば、
「意味があるのかわからない仕事」
「将来に繋がらない気がする勉強」
「自分でうまく意味付けができない出来事」
などなど…

今は意味を感じられないもの
人生には溢れています。


その意味を感じられないものは、
あなたの人生や、
他の外的要因との繋がりを持って
意味を発生するかもしれません。


ですので、もし、
今やっていることに
意味を感じられなくても、
続けてみる」という選択肢を
持ってみてください。

辞めるのは簡単ですが、
再び始めるのは面倒です。


𓂃𓈒𓏸


もし、今後、
「意味」がわからなくなったら、

意味は外部との繋がりの中で
発生することを思い出してください。

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