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お金には使うべきタイミングがある

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ビル・パーキンスさんの、
『DIE WITH ZERO
人生が豊かになりすぎる究極のルール』
を読み、

お金を使うべきタイミング
について考えさせられました。

もし、漠然と「老後の不安
を抱えて、貯金しようとしているなら、
考え直した方がいいですよ。



お金をたくさん持ってどうすんの?

副題でもある「ゼロで死ね」
はまさにその通りで、
死ぬ時にどれだけ財産を
残しても意味がない
のです。

今、
「子供への財産は?」
と思いましたよね。

しかし、例えば95歳で死んだとして、
25歳の時の子供が70歳。
70歳で大金を手にして、
その子供はお金を
どのくらい有効に使えますか?

せいぜい、子供の子供に
プレゼントをしてあげるか、
のんびり旅行に行くか、
家のローンに当てるか・・・
ですよね。

そうなれば、まだマシですが、
子供が複数人いた場合、
残した財産をもとに
子供たちが喧嘩
をしてしまうことは
とても悲しいことです。



じゃあ、子供への財産はいつ渡せばいいの?

とはいえ、
少しでも子供への財産は
残してやりたい

というのが親の本音ですよね。

いつ残すべきなのでしょうか?
それは、
子供が欲していて、
最も有効に使える時です。

つまり、
死ぬ前に財産を渡すべきです。


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図はビル・パーキンス
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』より引用


上記は、世間一般的な
資産のピークと、
理想とする資産とピークを
現した図です。

55−60歳をピークに、
それ以降は下降するのが
ベストだということが
図からわかりますね。

日本人の多くは、
図の一般的なピークと同じように、
最近流行りの「老後のため
を意識し、人生の後半に向け
多くの資産を貯めようとします。

しかし、考えてみてください。
70歳になって、
若い頃や壮年期と同じように
身体は動かせますか

例えば、
ボストンマラソンを走ったり、
バックパックをしたり、
子供と一緒にマリンスポーツを
楽しんだり、、、

リスクや体力を要する
楽しみや経験は、
歳を取ればとるほど
チャレンジするのが難しく
なります。


あなたの死後、
つまり70歳の子供に
たくさんの資産を渡しても、
子供の幸せには繋がらない
可能性が高いことが分かりますよね。



お金を使うべき時を考え、経験に投資すべき

先ほど、
歳を重ねれば重ねるほど、
リスクのあることや体験に
チャレンジすることが
難しいことを述べました。

カク・ミチオさんが描いた
2100年なら、何歳になろうとも
チャレンジできると思いますが・・・

残念ながら、
2021年現在では、
年齢とともに、
チャレンジが難しくなります。

つまり、年齢に比例して
お金の価値が下がるのです。


子供へ残してあげる財産を
有効な時期に渡すことは
もちろん大切ですが、

あなた自身の経験に
投資すること

忘れてはいけません。

新しいビジネスにチャレンジすること、
結婚すること、
移住することetc...

20代や30代なら
すぐにチャレンジできますが、

40、50代になると
養うべき家族や、
守るべき仲間ができ、
そう簡単にはチャレンジできません。


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図はビル・パーキンス
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』より引用


上記は、
従来型の支出の割合と、
最適な支出の割合を
年代別で現した図です。

ピークの時期が異なることが
みてとれると思いますが、
この図から
読み取っていただきたいことが、

体力の衰えによって、
年齢を増すごとに経験に
お金を使うことが難しくなるため、

動けるうちに
意識的に経験に投資すべきだ
ということです。



自分の幸せにお金を使うために、意識すること

なるべく早い段階で、
意識的に今しかできない経験
に投資すべきだと言っても、
無駄使いをすべきではありません。

ブランドもののバッグを買ったり、
お金の使い方がよくわからないから
とりあえずデイトレードなど・・・

無駄使いをすれば、
ただただ破綻するだけで、
残るものはありません。


無駄遣いをしないためにも、
以下のことを意識的に
考えるようにしましょう。

・自分がどうすれば幸せなのかを知る

・何をしたいかを知る

・したいことは、いつやるべきかを考える


そして、
お金を使うことを躊躇してしまったり、
老後の不安が漠然とある時は、
この3つを意識してください。

・リスクは早めにとること

・行動しないリスクを過小評価しないこと

・リスクと不安を分けて考えること

死ぬときに、
1億円を残して死んだら、
1億円分の経験を

捨てたのと同じです。

その1億円を誰のために、
いつ、どのように使うか?

周りに流されるのではなく、
主体的に考えていきたいですね^^




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