「お花見とフレンチを楽しむライド
なんか選手時代を忘れられず、未だにトレーニング系の事しかやってない。
そんなイメージを持たれがちなスズキですが、そんな事無いんですよ。
お花見だって出来るんです！やれば出来る子なんです！本当は！
今週から来週位が桜の最盛期だと思いますので「サイクリストのお花見スタイル」をご紹介しようと思います。
距離は65キロとそこそこ。と言っても桜の咲いているスポットを思い出しながら、走っては止まって。。。と言った感じです。
いつもの荒川「清砂大橋」からスタートです。
荒川右岸の大島辺りは桜並木が土手上にあります。そこを通り抜けたり写真を撮ったり。。。
お花見と言うと、どこかの公園に集まってご飯とお酒を持ち寄って宴会！というのが定番ですね。それはやっぱり楽しいと思います。
サイクリストのお花見は「走りながら、時々止まって色々なスポットを巡る」これに尽きると思います。こういった楽しみ方が出来るのは自転車という乗り物の特性では無いかなと思います。景色が紙芝居みたいにサラサラと流れていくのが良いのです。
クルマやモーターサイクルだと中々こうはいかないと思います。
自転車という乗り物の醍醐味の一つじゃないかなと思うのです。
今回は13時にお店を予約しておいてあるので、それに間に合うように動きます。
ここは桜咲いていたよなぁ。。。というエリアが何となく頭に入っているので、そこを繋ぐように走っていって予約の時間近くになったら、そこに近づいていけるようにしています。主に東京の東側エリアでリストアップをしました。
江東区近辺は昔から沢山の運河のあるエリアで、そこには桜の樹が沢山あるのです。
大島で桜をみたら横移動開始！仙台堀川公園や大横川といった運河地区を巡ります。
川沿いの遊歩道をゆっくり走ると桜のトンネルの中を走っているようで、とても気持ちが良いです。また平日という事もあり人の数もまばらですね。
何となく隅田川も行った方が良いのでは（根拠不明）と思い立ち、浅草に向かっていきます。ベタに浅草寺の前を通ってみたりもしました。観光で来てる人本当に増えましたね。以前の人通りが戻って来たように思いましたよ。
そろそろ、お店の予約の時間に間に合わなくなりそうなので移動を開始します。
途中亀戸天神を通過して、くず餅で有名な「船橋屋」さんに立ち寄る。。。けどここで食べてしまうと、確実にお昼が食べられなくなるので我慢！
少し早めに小岩に着いてしまいそうだったので、寅さん記念館の辺りまで足を伸ばします。金町浄水場の周囲に咲いてる桜を眺めます。
そして、いよいよ今日の目的地である「パリセチエム」というフレンチレストランへ！
京成江戸川駅近くにある小さなフレンチレストラン「パリセチエム」10席ほどの小さなお店です。ただシェフはフランスで修行を続けて来た方です。
一番の特色は「バイクウェアで来てもウェルカム！」という点にあります。
ロードバイクに乗ってお花見を楽しんだ後のランチでこのお店に行った訳です。
ちゃんと飾り皿の上に一つづつ丁寧な仕事のされたフレンチがサーブされてきます。パンは無くなると適宜出して来てくれます。ちゃんとしたレストランとしてのサービスを受けられます。
メイン2皿＋パン＋デザート（5品から選べます）＋コーヒーか紅茶 2200円
え？何とこれで2200円！信じられない安さ！昔から来てますが毎回「本当にこれでいいの？」って思います。シェフは料理を出し終えると何故かピアノを弾いてくれます。
なんかとても暖かみのあるサービスとお味です。
料理は何というのか「古式ゆかしいフレンチ」という感じです。美味しいですよ！
席数の少ないお店ですので、行かれる前に事前にお電話されると良いですよ。
あと、あまり汗だく状態のジャージとか、雨上がりなんかで行くのは避けましょうね。
パリセチエム
03-5694-0777
江戸川区北小岩4−36−1
お腹を満たしたので後は江戸川をサクーッと下って、葛西臨海公園経由で戻りました。
ゆっくり走りながら都会を堪能できるそんな1日でした。
サイクリストおのお花見ってこんな感じなんですよ。
桜の時期はまだもう少しありますので、こんなライドしてみてくださいね。
スズキ