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2021関東遠征備忘録〜鐘の音と青鳥生誕祭と21人のサンタたち〜

クリスマスにアイドルのライブを見るなんて、虚しいと思ってた。

数週間前までは。

2年ぶりについに有観客開催となった、日向坂のクリスマスライブ通称「ひなくり」。

しかも会場は幕張メッセ。

=鬼の平面ステージ。

…そんなことはさておき。
今回も安定の落選報告かと思いきや、運の良い連番相手がFC先行でチケットをご用意されたおかげで、予め取っておいた飛行機の航空券が見事に生き長らえることとなった。

クリスマス当日の現地ライブは人生で初めてだった。

だからこそ思ったのだ。

「クリスマスにアイドルのライブを見るなんて、虚しすぎる」

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海浜幕張駅へ向かう途中、舞浜駅で夢の国へと降り立つ人々を横目に、ひなくりの会場へと足を運ぶ。


実に2年ぶりの幕張メッセは、たくさんのおひさまで溢れかえっていた。

念願の出会いを大勢の人と果たすことができて、生写真をやり取りしたり、直接色々なことを話したり、とにかくそれだけで楽しい時間が過ごせた。

1日目も2日目も歩き回りすぎたせいで、足がパンパンになりながらライブを見ることになってしまった。自業自得だけど。

そんな疲労感と、どこか自分の中にある虚しさと、それでもライブが待ち遠しい期待。それでもライブは始まってしまった。

1曲目は予想外の「アディショナルタイム」。いやATなんだからアンコールでやりなさい!という求められてないツッコミをしつつ、これはライブの定番曲になるなぁと実感。フルパフォーマンスを見たのは今回が初めてだった。

期生別の曲では、1期生の「どうする?どうする?どうする?」は勿論のこと、2日目の「好きということは…」も大いに盛り上がった。やっぱり1期生は盛り上げ上手だ。

2期生はどうする?と思っていたら「沈黙が愛なら」。染み入る曲だった。

「こんなに好きになっちゃっていいの?」「川は流れる」はここに来て救われたような気がする(あまりにも披露機会が減っていたため)。

「川は流れる」は歌詞が深すぎて溺れてしまいそうになるけど、ずっと聞いていたくなる曲で大好きなので嬉しかった。

「ホントの時間」が一番好きな身としてはライブで聞けたのがめちゃくちゃ嬉しくて、冗談抜きで泣いてしまいそうになった。そもそもこの曲が好きになったきっかけは2年前の「ひなくり2019」であり、それをひなくりで、生で聞けたのは感無量だった。

そしてやはり「ってか」。真ん中で踊る金村さんがかっこよすぎるし、にんじんの化け物は強敵だったが丸くなるまでが早かった。紙吹雪はまるで聖夜に降り注ぐ雪のようだった。

演出も派手で、ダンストラックやレーザー光線トラック(?)も多く、MCパートが減った分メンバーは絶え間なくパフォーマンスをしていた。2.3週間はゆっくり休んでほしいところではあるが。

なによりトロッコが最高。ライブといえばトロッコ。あ、ソリッコか。

あんなに至近距離でメンバーの顔を見てもいいの!?可愛すぎる!!やば!!というのと、こんなに近くで脚見るの犯罪でしょ、という気持ちとの戦いであった(?)

こうして、怒涛の2日間クリスマスライブは大満足で終えることが出来た。

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「クリスマスに、日向坂のライブに来てよかった」

この2日間で来た人の多くはそう思っているはずだし、勿論僕もそうだ。

年に一度の機会に一緒の場で盛り上がれたこと、サンタコスの推しを眺めることが出来たこと、そして共に盛り上がる最高の仲間たちと出会えたこと。

本当に感謝。楽しかった。

3月、次こそは約束の彼の地で━━━━━━━

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