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愛はスローにちょっとずつ

あれから早6年経つのか。

NYに駐在している頃、東京ーNYで遠距離で付き合っている子がいた。

簡単には会えない為、日々電話やメールでコミュニケーションを取っていた。

その年のクリスマスに彼女はNYに来てくれると言い、バイトでコツコツ貯めたお金で航空券を買ってくれていた。

そんなある日、ささいなことで喧嘩をし、『そんなことなら来なくていい』と言い放ってしまった。

その日から彼女と連絡を取ることはできなかった。反省してももう遅い。

『愛はスローにちょっとずつ』これはサザンの楽曲である。(またサザンかい!)

もう愛なんて要らないさ 一人で生きるんだ Oh, Yeah 君だけが夢に訪れる.          愛はスローにちょっとずつ黄昏に染まるんだOh, Yeah 忘られぬ鳶色の瞳.             もう愛なんて要らないさぬくもり消せないんだOh, Yeah 溢れ来るひとすじの涙No, I′ don′t cry もう泣かないさ夜明けが待っているOh, Yeah 君だけが希望の光さよならも云えず

何とも刺さる歌詞。。。

愛はスローにちょっとずつ育てていくんだという歌詞かと思いきや、
愛はスローにちょっとずつセピア色に染まってくんだ、夜が明け新しい日々が始めるんだという
前向きな歌詞かとおもきや、最後の『さよならも云えず』でドーンとまた現実を突きつけられるのである。

言葉は時に人を慰め、喜ばせ、時に人を傷つける凶器である。後悔した時はもう遅い。

言葉を発したら相手がどう感じるのか、それを常に考え、愛をスローにちょっとずつ育てて生きたい。

相手いないけど。お後がよろしいようで。



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