AM Tea 【バンコクのオシャレカフェ】
バンコクの中華街を歩いた時のことであるが、たまたま一軒の小洒落た茶屋を発見した。『AM Tea』という店である。
この店に入って驚いたのは壁に所狭しと飾られた陶器である。
中国茶用のポットや器が多く飾ってある。中華街にはアンティークものの陶器を売る店も多いが、この店のように陶器をコンセプトにしているような店は初めてであった。
その他にはキッチュな西洋人形のようなもの、あるいは、造花の類が飾られてあったりもした。
それらのインテリアに関しては、逆シノワズリ(逆中国趣味)とでも言おうか、タイに住む中華系の人々が、ヨーロッパへの憧憬を含んだ趣味をその室内空間の中に演出しているように見えた。
単純に東洋製の陶器だけで東洋を演出しているのみならず、西洋が混じっていたので、キッチュでいながらも、どこか懐かしい、捻れを感じさせるオリエンタリズムがそこにはあるように感じられた。
タピオカ入り、ブラウンシュガーを頼んだ。値段は42バーツ(168円)であり、オシャレカフェとしては良心的な価格であると思う。
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