「なぜタイ語(タイ文字)のタイピング教材を作ろうとしたか」というお話

今回はなぜタイピングの教材を作ろうと思ったのか、その背景と狙いについて少し書いてみようと思います。

※タイピングの教材内容自体は子音編の教材に組み込まれる予定となっております。

子音編教材はこちら↓↓ 




何故作ろうと思ったのか

そもそも何故タイ語を勉強しようと思ったのか、それは下記記事にて紹介させて頂きました。


今回は何故タイピングの教材を作ろうと思ったのかについて少し共有させてください。

一言でいうと

「時間がかかり過ぎたから」

です。


何の時間かというと

「どの文字がどこにあるのか探す時間」

でした。

※もちろん世間にはタイ語のタイピングのゲームや教材等あるかと思われますが、著者はこういった類の方法を試してこなかった点は触れておきます。「とりあえずキーボードあるしやってみるか」ですぐ始めてしまいました…

正直初見でタイピングするのは難易度が高すぎました。


その時点で開発したタイ文字のメソッドにより

どの文字が何の音をするのか、

どんな文字があるのか

ということに関しては知っておりました。

しかし、

タイピングとなると

どの文字がどこにあるのか

全く見当もつきませんでした。


見よう見まねで単語を打ち込んでみるも、

たった2文字で成り立つ単語を打つのに

1分以上かけていました。


(「たかが1分か」と思われた方いるかもしれませんが、全くどこにあるのか見当もつかないモノを探す1分は結構ストレスフルです…。)

また、こんな調子でいかに長い文が打てるようになるのかと、

少し絶望していました。


それならばある程度タイ文字のキーボード配置をまず覚えようと、

一度配置を整理して覚えました。

すると

文字を見たあと、ある程度キーボード上に当たりをつけてから文字を見つけることができるようになりました。


結果、(それでも最初は時間はかかるのですが)

探すストレスはある程度減り

キーを叩くまでの時間も減っていきました。


※今振り返ると、こういった配置を、繰り返すことで覚えるタイピングはたしかに時間と労力を割く価値はありそうです(著者は面倒くさがりであったためしませんでしたが)。


そうなると、タイ語でのタイピングが比較的容易になり、

独学の幅も広がっていきました。


なぜならタイピングができると、

タイ人の方とのテキストでのやりとりが容易になるし

(声調とか関係なしにタイ語でやり取りが可能に→結果タイ語学習の刺激やモチベーションとなる)


街中やネットの記事で出会った単語の意味が容易に調べられるようになるからです。


「タイ文字のタイピング(ある程度のキーボード配置)を習得することはタイ語の習得・学習を助ける」

そう思えたことが

タイピング教材を作ろう(教材に組み込もう)とした背景です。


この教材の狙い


これまた一言で言うと

【子音編のメソッド】を駆使した上で

「キーボード配置をある程度わかる状態に学習者を持って行く」

です。


タイピングを完璧にするには繰り返して体で覚えることは必要だと思います。

ただ、

比較的容易に(ストレスなく←ここ大事)繰り返しの練習ができる

その「体得の為の準備段階」までまずは早く到達することが

学習者の助けになると思いました。


その準備段階まで持って行くことがタイピング教材の狙いとなります。


※もちろん今世の中にある他のタイピング練習方法を駆使して、配置を覚える、でも構いません。ただ、学習者に対する選択肢の1つとして世の中に出そうと思いました。


どうやって学習者にタイピングの箇所を覚えてもらうのか


これは基本的に子音編と同じメソッドです。

イラストによって覚えた文字の読み方、その際に覚えたイラストイメージを使います。


そのイメージと、(キーボード上の)位置情報を使って

連想・思い出しやすく配置を覚えてもらう、

という内容となります。


正直この例えがわかりやすいかは不明ですが、


皆さんが住んでいる場所の周辺は

(地理感覚的に)ある程度覚えていらっしゃる方が大半だと思います。

もちろん一定期間その場所にいるから覚えているというのもあるかもしれませんが、

周辺のどこかの場所(お店など)の行き方を思い出す際は


その周辺の景色であったり、

目印だったり(看板)、

相互の位置関係(あの建物の前のコンビニ、とか)や

ルート等

によって思い出すかと思います。


それと同じで

キーボード配置を地図として覚えてもらい、

その上で

イメージ(看板)や、

地域名(キーボード上の位置から来る連想)で、

特定の文字という目的地を

タイピングする際は思い出してもらう(結果当たりをつけて文字を探せる)

というようなものとなります。


以上タイピング教材を作る背景とその狙いでした。


今後も著者のちょっとしたメソッドを使って

皆さんの快適なタイ語学習のお手伝いをできるよう

今後もやっていきますのでよろしくお願い申し上げますm(_ _)m




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