ADVANC 2021Q2決算 CAGR 売上:3.23% EPS:1.50%

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決算短評

売上 前年同期比
101.18%
売上 CAGR 年平均成長率
3.23%

EPS 前年同期比
100.85%
EPS CAGR 年平均成長率
1.50%

売上、EPS、両CAGR共にすべて◯。

ここまで時価総額上位順に調べてきましたが、上位5位のADVANCが初めて全項目で◯。

財務データ年次決算からは、大打撃というほどコロナショックを受けていない様子が見れますね。

売上が8B減り、純利益が4B減った、ということで、利益率はかなり高そうです。

ですが、前年純利益率は15.79%であったことから、売上が8B減少すれば利益は概ね2B弱しか減らないはずであることがわかります。

このことから、一般的な売上と一線を画すほど高収益体質のサービス、純粋に利益に直結するようなサブスクの契約などが減ったかな。と考察できます。

年間配当が一般的な安全水域として見れる3%を超えていますね。

むしろ5%を超えていた時代が有ったほどに、配当は高い企業になります。

売上・EPS推移は概ね右肩上がりを示していますが、20年付近で少しガタガタっとなったのは許容範囲と思います。

売上前年同期比ですが、概ね100％よりも上に出ています。

最も下落した2020年付近ですら93％強ですので、今後もし新たな経済ショックが発生しても、7％下落前後が最大幅だと仮定することができます。

逆にEPSは100％以上のプラス成長をする四半期は五分五分な状況で、最大下落幅は75％まで下げた過去がある事がわかります。