タイ語:専門用語「公差」をタイ語で何という?
こんにちは!今日は、「公差」ってタイ語で何というのですか?と質問をされたのでシェアしてみようと思います。
これまで16年間、おもに製造業を中心に通訳してきましたが各企業や部署(工程)によっていろんな言い方がありバリエーション豊富でした(^^;)。日本語だと「公差」の้ひと言ですむのに統一してくれよ~!と思いますが自分の経験を交えてご紹介します。
①カーティーヨームピットダイ(ค่าที่ยอมผิดได้)
カーティーヨームピットダイは直訳すると「誤差許容値」となります。通訳を始めたばかりの頃はいろんな現場でこの単語をよく使っていたのですが、知らないうちにあまり使われなくなりました。
カーค่า(第3声調)=数値
ティーที่(第3声調)=~の
ヨームยอม(第1声調)=許す
ピットผิด(第2声調)=間違う
ダイได้(第3声調)=~することができる
②カーブワックロップ(ค่าบวกลบ)
カーブワックロップは直訳すると「プラマイ値」です。これは機械加工の職人さんがよく使っていました。おそらくは図面上の表記±を見ながら話すことが多かったからだと思います。
カーค่า(第3声調)=数値
ブワックบวก(第2声調)=プラス
ロップลบ(第4声調)=マイナス
③トレランス(tolerance)
生技や設計にいるエンジニアの人たちはトレランスということが多かったです。おそらくタイの大学や専門学校では公差を「トレランス」という英単語を使って教えているのだと思います。この一言ですべてが解決するので大変便利です。
上記以外にも各客先・各職場によって独特の表現を使われいることもありますが、自分の場合は最近はとりあえず「トレランス」と言ってみて通じなければその職場で使われている用語を確認してそれに準ずることが多いです。
タイで働くみなさんのお役に立てれば幸いです(^^)
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