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AFCアジアカップ2023 グループリーグ第2節 ヨルダン対韓国観戦記


はじめに


どうも、きーきあっです。
アジアカップ観戦旅行も今日で2日目。そして3試合目の観戦となります。
昨晩ホテルに着いて、シャワーを浴び夜食をとり、ベッドに横たわってものの数分で爆睡。そのままノンストップで朝を迎えました。

普段は夜中に目を覚ましたり、トイレに行ったりする中で朝まで全く起きずに寝るなんて珍しい。そもそも昨日は1時間くらいしか寝てなかったので当たり前なんですが、それくらい疲れていたんですね。

でもそのお陰で寝る前に充電器にセットしたスマホと同じく充電完了。めちゃくちゃ体は元気になりました。心はまだイラク戦を若干引きずりつつありますけど。

さて、この日観戦するのは韓国戦。アンダー世代の試合は昨年バンコクで開催されたU-17の試合を観戦したりしてますが、フル代表は久しぶり。記憶を遡ってみると、2002年日韓ワールドカップの韓国対スペイン戦でした。
そうです。数々の疑惑の判定があり、PK戦でスペインが韓国に負けたあの試合です。
あの時は韓国の光州というところまで、この試合を観るためだけに1泊2日の弾丸旅行を敢行しました。なんか20年経ってもやってることはあまり変わらない気が。

というわけで今回は、

AFCアジアカップ2023 グループリーグ第2節 ヨルダン対韓国

の観戦記をお届けします。

スタジアムへGO!

この日試合が行われたのは、【アル・トゥマーマ・スタジアム(Al Thumama Stadium)】です。
こちらのスタジアムはGL第3節の日本対インドネシア戦や、この後GLを2位で突破した場合の試合会場になってますので、これから行かれる人のために行き方を説明しますね。

まず、メトロのレッドライン、Free Zone駅まで行きます。

改札を出て右に進むとスタジアム行きの無料シャトルバス乗り場があるので、そのバスに乗りましょう。
この時に気を付けてほしいのが「Al Thumama」という表示がある出口に行かないこと。そちらにもバス乗り場がありますが、それは普通の路線バスです。ええ、僕は間違えました。気をつけてください。真っすぐ行かず、右です。

こっちに進んだら間違いです。戻りましょう。

こちらが正解です。

シャトルバス乗り場にはこのようにたくさんのバスが停まってます。

運営スタッフがどのバスに乗ればよいかを教えてくれるので、その指示に従いましょう。

バスの車内はこんな感じ。

走ること15分ほどで到着。遠くにスタジアムが見えますが、こんな遠くに見えるってことは、まだまだバスの停車場から遠いってことです。

というわけで歩きます。

途中に無料で水をくれる場所があります。ちょうど喉が渇いていたので、これはうれしかった!

しかし給水所があるということは、まだまだ距離があるということ。

結局バスを降りてから20分以上歩いてようやく到着。
この後セキュリティチェックがあったりしますので、訪れる際には時間に余裕をもつことが大事です。

チケット売り場もありました。

こちらがセキュリティチェック。

無事セキュリティチェックを抜けました。
改めてスタジアムを見ると、とてもユニークな形をしています。
これは中東の男性が被る帽子「ガフィヤ」をモチーフにしているそう。
なるほど、確かにそんな形をしています。

両国の旗もゲット。

朝から何も食べておらずお腹が空いたので、何か食べられるものはないかと探したところ、こちらのキッチンカーを発見。

こちらがメニューです。フライドチキンのお店でした。

注文したのは「Crunchy」という名前のチキンバーガーのセット。
値段は28カタール・リヤル(約1,120円)でした。

箱を開けると中はこんな感じ。
バンズが温かかったらもっと美味しかったと思うのですが、それでも十分満足。
何よりお腹がめちゃくちゃ空いていたので、普段の100倍美味しく感じました。

お腹も満たされたところで、スタジアムの中へ入ることにしました。

その前にスタジアムの地図を載せておきますね。

いざ、観戦!

スタジアムの中に入ります。今回はカテゴリー2のチケットを購入。値段は40カタール・リヤル(約1,600円)でした。チケットはAFC公式サイトで事前に購入しています。

こちらが今回座った席からの眺め。バックスタンドの2階席です。
専用スタジアムなので非常に観やすいです。またエアコンが効いているのかスタジアムの中が涼しいです。

韓国の選手がアップをするためにピッチに登場。

アップが終わったところで、両チームのスタメン紹介。
ヨルダンは10番と13番の選手が紹介された時にひときわ大きな歓声が起こっていました。
後で調べたところ、10番の選手はフランスのリーグ・アン、モンペリエでプレーしているようです。

一方の韓国はキム・ミンジェ、イ・ガンイン、ソン・フンミンがスタメン。
それ以外も負傷したGKキム・スンギュ以外、ほぼ初戦とメンバーは変わらないようです。

大会そして両国の国旗がピッチの上に広がります。そして両チームの選手が入場してきました。

さあ、キックオフです。

先日のイラク戦同様に圧倒的にヨルダンのサポーターが多く、韓国にとっては完全にアウェイな雰囲気の中、前半9分にVARの結果韓国にPKが与えられます。

ソン・フンミンがしっかりと決め、韓国が先制します。

先制されたものの、試合は終始ヨルダンが優勢に進めます。
そして前半37分、韓国のオウンゴールでヨルダンが追いつきます。

ヨルダンサポーターが喜びを爆発させます。

追いついて更に勢いを増したヨルダンは、アディショナルタイムに逆転に成功します。このゴールは素晴らしかった!

前半終了間際の2ゴールでヨルダンが2-1と逆転しハーフタイムを迎えました。
スタンドの盛り上がりがすごい!

後半が始まりました。

後半も立ち上がりはヨルダンペースでしたが、徐々に疲労からかヨルダンの選手の動きが鈍くなってきました。ソン・フンミンのところから相手の右サイドを崩すシーンが見られるようになってきました。

この日の入場者数は36,627人です。昨日から観戦した試合の全てが3万人超え。どの試合もよく入ってますし、盛り上がっています。

終盤になるにつれ、韓国ペースになっている気がしたのですが、ヨルダンのサポーターがお祭り騒ぎというか、ちょっと調子に乗った応援を始めたのが気になりました。というか、なんかちょっとイヤだなあと。

そんな中で迎えたアディショナルタイムはなんと11分。韓国も惜しいシーンが増えてきたため、これはまだまだ分かりません。

と思っていたところで、ヨルダン選手がオウンゴール。ついに韓国が追いつきました!

その後もあわやというシーンもありながら、結局2-2の引き分けに終わりました。

試合の感想なぞ・・・。

いやー、面白い試合でした。というか、ヨルダンが強かったです。
ヨルダンの選手はボール奪取がうまく、そこからのカウンターが怖い印象です。後半は動きが鈍くなったものの、いいチームだと思います。

一方韓国はそこまで強さは感じないというか、内容はそれほど良くなかったかなあ。
前節で活躍したイ・ガンインが完全に抑えられていたのが印象的でした。
彼の特徴である右サイドからのカットインが読まれ、なかなか良さが出せませんでした。
そのため後半は攻撃がソン・フンミン頼みになってましたが、そこでしっかりと左サイドを崩したソン・フンミンはさすがでした。

2-2という結果は意外でしたが、それ以上に意外だったのが、ヨルダンのサポーターの熱さ。
正直ここまで大勢のサポーターがスタジアムに足を運ぶとは思いませんでした。しかも熱狂的。本当にスタジアムの雰囲気が凄かったです。
ヨルダンは特にサッカーが強いイメージがないので、そこまでサポーターも多くないのではと勝手に思っていたのですが、大きな間違いでした。
これだったら、W杯予選とか国内リーグとかはどんな雰囲気なんだろうと気になってしまいました。
いつか国内リーグとかも観てみたいと思ってしまったり。

さて、この結果により第2節を終えた時点で、得失点差によりヨルダンが首位。韓国が2位です。
このままいくと、日本が2位で決勝トーナメント進出を決めた場合に対戦するのがヨルダンとなります。

ヨルダンとはアジアカップ開幕前に非公開の練習試合を行い、6-1で日本が勝っていることもあり、韓国よりもヨルダンが相手の方がよいという声が多いみたいですが、僕はそうは思いません。

ヨルダンは決して弱くないですよ。むしろ日本にとっては韓国の方がやりやすいと思います。
それにこのスタジアムの雰囲気。完全なアウェイ状態で試合をするわけですから、選手にとってはやりづらいんじゃないかと。
あと、練習試合で6-1で勝っているのも、逆になんか嫌なんですよね。こういうのって得てして本番では逆の結果になったりしますから。

ということでこの試合でも中東勢の強さそしてサポーターの熱さを実感しました。
中東開催でのアジアカップはやっぱり簡単にはいかないなあと思いますし、これだからアジアカップは面白いなあと思いました。

さて、次はいよいよ今回の観戦旅行最後の試合、オマーン対タイ戦です。
日本代表と同じくらい、いやある意味それ以上に真剣に応援する試合ですし、楽しみな試合です。
最後にタイが勝って気持ちよく旅行を終えたいです。だからこそしっかりと応援してきます。頑張れ、タイ代表!

以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!




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