データサイエンティストに転職しました Part1

先日1年2ヶ月勤めた大手SIerを退職し、事業会社のデータサイエンティストへと転身することになりました。今回の転職活動において、私も様々な方のブログや記事を参考にさせていただいたので、この記事がどなたかの参考になればという想いで書かせていただきます。

経歴

そもそもお前は誰やねんという話だと思うので、簡単な経歴をまとめます。

○大学、大学院
 一年の浪人を経て、東京大学へ入学しました。進振りでは物理をやりたい!ということで工学部の物理工学科へと進学。大学院でも同専攻で研究を継続して行っておりました。

 バイトとして家庭教師をやったり、オリエンテーリングというニッチなスポーツに没頭したりと学生生活は存分に満喫したように思います。そこでバイトやスポーツのコーチを経験したことで、自分の知識や知恵を使って人に価値を提供すること、そして相手が成長していく姿を自分ごとのように捉えることにすごく楽しさとやりがいを感じました。漠然と教えるということに強み、やりがいを感じていたように思います。

○就職活動
 もともと研究ではなく、ビジネスやお金を生み出すことに強い興味を持っていたため、大学院で就職活動することは決めていました。大学の看板が(一応)強いため、就活に苦労することもなくあっさりと大手SIerへの内定が決まりました。(ガクチカなどの言葉などつゆも知らずでした…。)

○内定期
 さて、漠然とした想いで内定が出たところで、入ってから何をやりたいかということを考える必要が生じます。研究室でPythonを扱って数値計算を行っており、データの可視化やプログラミングに興味を持っていたこと、そして教えることに興味を持っていたことから、データサイエンティスト×コンサルティングということを軸に仕事をしていきたいと思うようになりました。内定期の配属面談でも、データサイエンティストとしてのキャリアプランを話し、それを汲み取ってもらえた手応えを感じていました。

○新卒での入社
 しかし、実際の配属は顧客営業でした。どちらかというとデータ分析を用いたコンサルに興味を持っていたので、ビジネスがどのように生まれるのか知っていくいい機会だと思いながら日々の業務に取り組むこととなります。新規開拓ではなかったため、ビジネス創出よりはどのようにお客様との関係を継続するか、そのための提案をどう組み立てるかを考えることが多かったです。

転職の契機

営業として活動している中で、転職を決意する転機となった出来事は大きく2つあったと思っています。
1. 株式会社GOAL-Bとの出会い
2. Tableauとの出会い、DATA Saberプログラムへの参加
DATA Saberプログラムについては別記事で書いてありますので、そちらも参照ください。

株式会社GOAL-Bとの出会い

きっかけはYouTuberであったAKIOさんの動画を観たことでした。
AKIOBLOGさんのチャンネル

当時はまだサラリーマンと並行して事業を行っており、年代が自分と近いこともありすごく刺激を受けたことを覚えています。今一度自分の働き方を見直したときに、本当に自分がやりたいことをやっているのか、目標に向かって進んでいるのかすごく考え直しました。

そこで、GOAL-Bがコーチングというサービスを提供していることを知ります。当時(2020/3)はコロナが蔓延し始め、リモートワークとなり自分のキャリアを見つめ直す時間が増えたこともあって、なにか自分の中で変えてみたいという想いでコーチングを申し込みました。
(コーチングについては、それだけで一記事書けてしまうので別途記事にしたいと思います。)

そこで、自分のゴール設定というものを行いました。そして今の自分の働き方、会社で働くよりも思い切って一歩を踏み出し、新しい会社で貴重な時間を使っていきたいと考えるようになりました。ゴールから自分を見直したときに、今の仕事を何年か続けることはマッチしていないと強く感じました。特に前職のような大企業では、まずは3年我慢して頑張ってみようという風潮もあったのですが、若い吸収しまくれる時間を我慢に使うのだけは嫌で、行動に出ることとしました。

長くなってしまったので一旦この辺りで締めたいと思います。次回は、転職でやったこと、進行状況などを書いてみたいと思います。

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