Webデザイン・BtoB SaaSデザインを経てログラスへ。若手デザイナーの大きな挑戦
🐳この記事は「ログラスサマーアドベントカレンダー2023」の20日目の記事です。次回はISの川嶋さんです!
こんにちは、多賀谷です。私は2023年7月から株式会社ログラスへデザイナーとして入社しました。
PRの檜山さんに「入社エントリを書きませんか!」と声をかけていただいたことをきっかけに、今回はログラスとの出会いや、選考を通して得た気づきなどを踏まえながら、入社の経緯を書いていきます。
ログラスに興味がある方にとって参考になれば嬉しいです。
当初の転職軸
転職活動を始めたのは2023年4月頃からで、当初からBtoB SaaSのデザイナーを志望していました。理由としては前職(建設テック企業)でBtoB SaaSのデザイナーをしていたとき、お客様から喜びの声をいただくなど、社会に貢献している実感があり、やりがいを感じていたためです。
転職の軸として大切にしていたことは、“デザイナーとしての成長”です。私はこれまで、プロトタイピングを中心としたUIデザインや、コーディングやグラフィック制作を中心としたWebデザインを経験していました。そこからデザイナーとしての幅を広げるために、今後はデザインシステムの構築やUXリサーチなどにも挑戦したいと考えていました。
また、前職・前々職と1人デザイナー期間が長かったため、デザイン組織が整備されているなど、デザイナーが成長するための仕組みが整っている会社を理想としていました。
ログラスとの出会い
ログラスと接点を持つ前は「SNSでよく見かけるBtoB SaaSの会社」という印象があり、少し気になっていました。そんなときにCTO坂本さんからスカウトをいただき、メッセージに貼られていたデザイナー高瀬さんの記事を読んだことが「話を聞いてみたい!」と感じたきっかけでした。
記事の内容は「1人目デザイナーとしてやるべきことが膨大ななか、目の前の業務よりも組織づくりへの投資を優先した結果、1年でパートナーさんを含め7名体制に拡大した」というものでした。
短期的なデメリットを取ってでも長期的なメリットのために行動されていることが素直にカッコいいと感じ「こんなデザイナーさんと働いてみたい!」と思うようになりました。
その後のカジュアル面談にて初めて高瀬さんとお会いしたのですが、緊張していた私に対して話しやすい空気づくりをしていただいたりと、人柄も含めて「こういう人と働いてみたい」という思いが強くなっていきました。
当時は複数社と面談・面接を進めていましたが、なかでもログラスは志望度が最も高い状態で選考へ進むことになりました。
選考過程で得た大きな気づき
ログラスの選考のひとつであるモチベーショングラフ選考(※)で「会社から求められることと自分のやりたいことにズレが生じた際、どうするか」という話になり、当時面接官だった高瀬さんが「事業成長に対して当事者意識を持つことが大事。ミッション実現のために何ができるか?を、チーム内外のメンバーを巻き込みながら考えていく」といったことをおっしゃっていました。
その瞬間、とてもハッとしたことを覚えています。私はそれまで、デザイナーとしてのスキルアップなど、自分の成長を第一に考えていたのですが、高瀬さんの言葉を受けて「スキルは事業成長のための手段」だと考えられることに気付きました。
自分の成長も大事ですが、事業成長を基点に行動する方が面白そうだと感じましたし、今の自分のスキル感だとその方が成長できそうだと感じました。そして、事業成長を基点に行動していくために、今の私には以下が不足していると感じました。
事業やビジネスに対する理解
ファクトを集めるリサーチ力
現場から発生する課題感をチームごと化・全社ごと化する推進力
ログラスでは目標設定においてOKRが導入されていることや、挑戦を歓迎する文化があることから、自分に不足しているスキルを伸ばしていける環境があると感じ、私がデザイナーとして・人として成長していく上で最高の環境があると感じました。
※ログラスの選考フローや、モチベーショングラフ選考については下記の記事をご参照ください。
当時はミッションにピンとこなかった
当時の私には、経営管理業務をテクノロジーで支援し、ミッションである「良い景気を作ろう。」を実現することがどういうことか、ピンときていませんでした。そんななか最終面接のご案内をいただき、入社の機運が高まったことで、”ミッションを実現する”ということがどういうことか、自分の言葉で話せるようになりたいと思いました。
ピンとこなかった理由として、そもそも経営管理業務にまつわる知識が全くない、というのもありますが、今まで自己成長を大切にしていたこともあり、事業と自分をうまく結びつけられていなかったように思います。
そんな気持ちの中、メンバー数名と会食の機会をいただきました。そこで皆さんに、プロダクトの社会的意義について聞くことがあったのですが、それが私の中でログラスと「良い景気」が結びつく大きなきっかけになりました。
ログラスが提供しているプロダクトは、主に大企業の経営企画部門で行われている経営管理業務を支援するクラウドサービスなのですが、企業の心臓部である“経営企画”と日本社会の心臓部でもある”大企業の経営”の意思決定速度を上げるということは、日本全体に大きなインパクトを与えるのではないか?と感じました。
そして意思決定速度が上がると、事業成長が加速したり、従業員がより働きやすい環境づくりができたり、それがグループ会社や社会全体に連鎖していきます。そのようなイメージを持ったとき、私の中でログラスと「良い景気」が繋がり、ミッションにワクワクしました。
さらに思考を重ねていくなかで、ただミッションにワクワクできるだけでなく、ミッション実現のために事業に本気で向き合う人たちが集まる会社で働きたい!という気持ちが芽生えました。そして、これまでの選考、企業研究、会食などを通し、ログラスはまさにそんな会社だと思いました。
最終選考はものすごく緊張しましたが「どんなにテンパっても悔いだけは残したくない」と強い気持ちで挑み、思いの丈をCEO布川さんにぶつけました。
今後どうしていきたいか
事業目標である“T2D3達成”のために、短期的な目線と長期的な目線を両方持ち、事業へ継続的にコミットしていきたいです。まずは目先のデザイン業務を進めながら、経営管理業務や現状のプロダクトについてキャッチアップしていきたいです。
また、事業や組織がスケールしていくことを見据え、デザインシステムの運用や採用などにも積極的に取り組んでいこうと考えています。
また、やるべきことを積み上げていくだけでなく、“T2D3達成”の課題となり得るものにアンテナを張り、先手で課題を吸い上げ周囲を巻き込んでいきたいと考えています。
最後に
ログラスは今、“T2D3達成”に向けて事業や組織が大きく成長しているフェーズです。事業戦略として掲げているマルチモジュール・マルチプロダクト化の実現に向け、体験をリードするデザイナーが必要になってきます。また、それに伴いマーケティングやブランド領域においても、デザインのニーズが高まっています。
ログラスには「Commitment&Challenge」という組織コンセプトがあるのですが、その言葉の通り、自分の業務領域にコミットするだけでなく、挑戦を受け入れ応援する文化があります。そのため、デザイナーはプロダクトやブランドといった領域に捉われず、挑戦することができます。
また、毎週CEOから、経営陣で話している内容(主に経営会議の内容)を発表してもらう場があるなど、上流の戦略について理解を深められる機会が多いです。そのため、事業への当事者意識を持って目の前の業務に取り組みたい人にとっては最高の環境だと感じています。
少しでも興味がある、なんとなく話してみたい、気になることを聞いてみたい、などの思いがある方は、ぜひカジュアルにお話ししませんか?
「ログラスのデザイナーってどんな感じ?」話せる範囲でお話します! - YOUTRUST
最後まで読んでいただきありがとうございました!