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アラフィフ独身女子、子無しが、企業セミナーで「お母さん」と呼ばれた話し

週末、ある企業セミナーに参加してきました。場所は、都心一等地の高層ビル高層階の広々とした会議室。窓からは、大都市が一望できる素敵な景色、企業の方は皆、キリッと締まったスーツ姿。気分良くセミナーに参加していた中盤、1人の講師の方が、「○○についてどんな印象がありますか?(そこの)お母さん」と私のことを手で指してきました。

「お母さん???」「私のわけがないよね???」瞬時にそう思いましたが、その講師の方の目は、どう見ても一直線に私の目を見ています。甥っ子と一緒にいる時に、一度「お母さん」と呼ばれたことはありますが、1人でいる際に、誰からも「お母さん」などと呼ばれたことがなく、驚きのあまり頭が真っ白になり、質問にも「ないです。」と答えるのが精一杯でした。その辺の市場でもそんな呼ばれ方をしたことなんてありません。ましてや企業セミナーで、スーツを着た方から、こんな呼ばれ方があるでしょうか?

「お母さん」とは 

一般的に自分を生んで育ててくれた女性親を指す呼び方です。また、養母や義母、母親的な存在を持つ女性に対しても「お母さん」と呼ぶことがあります。

「お母さん」という呼び方には、子どもたちからの愛情や尊敬が込められています。子育てや家庭の中心として、日々家族の健康や幸せを願いながら奮闘するお母さんたちは、子どもたちや家族にとって特別な存在であると言えます。

ただし、家庭や文化によっては、親に対する呼び方が異なる場合もあります。例えば、お母さんの代わりに「ママ」「おかあさん」「母上」と呼ぶ場合もあります

「お母さん」とは chatGPT

その講師の方は、60代男性のように見えました。その年代の方の文化では、普通に使われる言葉なのかもしれないですし、決して悪気があって、私のことをそう呼ばれたのではないと理解します。しかし、アラフィフ独身女子、子無しの私からすると「ある程度の年齢の女性は、皆子供を持っているのが当然」という先入観で発している言葉であり、大変デリカシーの無い失礼な呼びかけとしか捉えられなかったです。

もし、その講師の方の年代や、もっと年配の方の年代では、ある程度の年齢の女性に対してその呼び方が普通だったとしても、その時代にも、生涯子供を持たない女性もいたでしょうし、もっと頻繁にそう呼ばれ、傷ついていた人達がいたのではないかと想像します。

また、「お母さん」と呼ばれて傷つく女性がいるのならば、「お父さん」と呼ばれて傷つく男性の方もいると思います。最近では、Youtube等で、LGBTQの発信もされていて、そもそも先入観の性別で判断すること自体、傷つかれている方々もいることを知りました。子供や学生の見知らぬ子に「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」等と声をかけるのも、今回自分が傷ついて、正しくないことだと悟りました。
見知らぬ人に声をかける時は、道端であれば「すみません」、セミナーや教室のような場所であれば「前の席の方」等、気をつけないといけないと。と全くその企業セミナーとは関係のない内容ですが、人として大切な学びができて良かったです。

因みに、アラフィフの自分を「女子」と言うのはおかしいことなのか?と気になり調べてみたところ、問題ありませんでした。笑

「女子」とは

年齢や状況に関係なく、女性であることを指す言葉です。日本語では、男性を「男子」と呼ぶのに対し、女性を「女子」と呼ぶことが一般的です。

「女子」とは chatGPT


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