【フランス Au Pair】ミラベルタルトを焼こう
夏のおわり、8月から9月末あたりまでの短いあいだだけ出回るミラベル。フランス人はこの果実を逃すまいと、マルシェやスーパーで見つけたらすかさず買い込むみたい。
小さなプラムの一種で、特にフランスのロレーヌ地方はミラベルの生産地として有名だそう。ん〜ひと粒はだいたいミニトマトと同じくらい、直径2〜3センチほどですね。熟れると黄金色になります。
まずは洗ってまるごといただきます。どうしてもぶどうの感覚になりがちだけど、食感味わいは、やはりプラム。プラムのミニ版ってイメージ!ただ、より繊細で上品な甘さで、みずみずしい果汁もしっかり含んでます。桃やさくらんぼも彷彿とさせる。
そして実際に試して気がついた、この子は焼くと本領発揮する系だ、と。すなわち、今回のタルトは最適解でした。
さて、子どもーズとつくっていきます。簡単よ
種がまんなかにあります。さくらんぼの感覚で半割に。ボウルに入れて砂糖またはグラニュー糖を和えて、ちょっと放置。その間にタルト生地の準備を。
今回、タルト記事は市販のものを活用します。フランスには“あとは広げるだけ”の便利なタルト、パイ、キッシュの生地が冷蔵で売っています。小さなスーパでも見かけるね。
型にシートを敷いてその上にタルト生地を広げたら、ジャムを塗ります。ジャムは好みで良いです。ただベリー系と相性が良いと個人的にはおもったな。私たちはお家にあったブルーベリージャムを。
放置していたミラベルの砂糖が溶けていることを確認できてから、均等伸ばしたジャムの上にタルト型に沿うように並べていきます。あ、ここら辺でオーブンを180度で予熱しておくことを忘れずに。
さて、あとは焼くだけ〜。180度でだいたい30分、オーブンに入れて待ちます。
黄金色のミラベルタルトが焼き上がりました。じぐじぐと音を立てて登場したミラベルの香り。。すうゥウウウ
シードルとあわせていただきます。
一層ジューシーに仕上がったミラベル。しっかり甘いけど、心地よい酸味が後をひく。
今回はタルトにしましたが、ミラベルはジャムやコンポートにしても良さそう。調べたらミラベルのブランデーもあって!『ミラベル・オー・ド・ヴィ』というみたい。気になる。果実酒のように漬けてみても面白いかも。
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