新人~若手街弁向けオススメ書籍等

初めての記事は,平成29年11月26日時点でもうすぐ4年目になる街弁?の私が,新人~若手街弁向けのオススメ書籍等を投稿します。

※令和3年2月、弁護士7年目時点の加筆修正をしました。


【民事編】

企業法務のための 民事訴訟の実務解説 ( 圓道 至剛 著)

手続で「どうするんだっけ?」と思ったときに,しばしば参考にする本。

書式が載っているのも,とても使い勝手がよいです。

破産実務Q&A220問 (全倒ネット実務Q&Aシリーズ) 

破産申立てするときに気になったことは大体書いてあります。

・慰謝料算定の実務 第2版(千葉県弁護士会 編)

最終的には裁判例を調べるものの、慰謝料を考える上でのとっかかりになるように思います。

【刑事編】

・刑事弁護ビギナーズver2.1 (現代人文社)

手続どうしようと思ったときなど,あるとやっぱり便利。

刑事法廷弁護刑事法廷弁護技術(高野隆・河津博史 著)

弁論の内容面とか尋問の仕方とか,これをマスターすればいい弁護ができると思われます(私自身はまだまだマスターできていません……)

なお、法廷弁護技術(日本弁護士連合会 編集)も良い本です。

・別冊判例タイムズ34号 (判例タイムズ社)

・別冊判例タイムズ35号 (判例タイムズ社)

刑事事件やるなら,身柄のことは考えなければならない。

意見書書くときとか準抗告するときとか,毎回34号・35号を見ます。

令状基本問題もよいですし,最近ですと令状実務詳解(立花書房)もよいでしょう。

・取調べ対応・弁護実践マニュアル第4版(日本弁護士連合会)

弁護士になると配られる…はず。私は最近日弁連からもらいました。

可視化申入れなどをするための資料が載っていて,こちらも使い勝手がよいです。

もし手元にない方は,日弁連の会員専用サイトでダウンロードできます。

・公判前整理手続を活かす【第2版】(現代人文社)

どういう証拠が作られるかという一覧表は,公判前整理手続に付していない事件で任意開示請求を行う際にも役立ちます。

・DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引 (医学書院)

素人の私がどれだけ使えるかは疑問ですが,捜査段階で検察官に鑑定するよう申し入れるときとか,よく使います。


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