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ローカルジョブ奮闘記 in Aus ⑫ iPhone修理はじめました

これはiPhone6の画面の裏側だったと思います。もうあんまり覚えてないです(笑)。

スタッフの一人のチリ人がある日退職することになりました。何でも世界を旅するのが夢だそうで、今度はニュージーランドに行くということでした。カッコいいですね。
彼は修理をマスターしたスタッフだったので、お店としては中々の痛手です。
そこで、修理を僕に覚えさせる、という動きが始まりました。お店が主に修理を引き受けていたのは、iPhoneでした。実は、iPhoneは非公式のアフターマーケットパーツが沢山出回っており、少しの工具と知識があれば、基本的なiPhoone修理はそこまで専門的な仕事ではありません。(ちなみにAppleはパーツ販売を基本的にはしていません。)日本では、靴磨きのミスターミントが並行してやっていたりします。

当時、入社前はiPhoneを使ったことすらない僕でしたが、日々の仕事のおかげで、操作自体はマスターしていました。しかし、修理となると、もはや未知の領域です。何よりも僕は昔から手先が不器用という欠点がありました。

僕のとんでもiPhone修理業務が幕を開けました。

使用するネジを間違える
→お客さんのスマホスクリーンにネジの圧迫による黒点が爆誕

湾曲したフレームに無理やりスクリーンをはめ込む
→スクリーン破壊(多数)

問題箇所を修理して、元に戻す
→なぜか別の機能が作動せず、再度修理

などなど失敗は数えきれないです。iPhoneはシリーズを追うごとに、中身の構造がシンプルになっていくのですが、中古スマホの使用に抵抗のないオーストラリアでは、iPhone4などのド古い機種の修理案件も多かったです。iPhone4や4Sは最後には慣れたものの、とても苦手な機種でした。

これは4Sかな?バリむずい。。。

ローカルジョブ奮闘記 in Aus ⑬ 外国人同士だから分かり合える へ続く

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