見出し画像

ローカルジョブ奮闘記 in Aus ⑩ 稼ぐためには

当時はiPhone6S が最新機種でした。

クリーナーの仕事を始めたことをボスに告げると
「バカバカしい、なんでスマホを買ってこないんだ。転売の方がはるかに楽で儲かる。頭を使え」とボスに言われました。
ボスが言っていたのは、以前の投稿でも話しました、この会社の「インセンティブ制度」のことです。これは、中古スマホの買取を自分でしてきた場合、そのスマホがお店で売れたときに、利益の半分を買取りをしたスタッフの給与に上乗せする仕組みです。
入社して早々、ボスに「このリストを埋めてこい」と指示されて、片っ端から買取りの電話を掛けたのですが、上手く話せないし、全く買取り実績も上がらなかったので、早々に諦めていました。


たしかに、良品を1台仕入れて、売ることが出来れば、50ドル~100ドルは僕のものになります。月に3・4台回すこと出来れば、今のような苦しい状態を抜け出すことが出来ます。
インセンティブへの挑戦は、苦手意識が強烈にあったので、避けていましたが、お金のためには言ってられません。
思い切って、コツをボスに聞いてみました。そこで教えてくれたのが、
「現金ですぐ払えること」「お店なので安全であること」「ガムツリーは冷やかしが多いが、ウチは違うこと」これらを相手の反応を見ながら、段階的に伝えていけ、というアドバイスでした。
こちらは商売目的なため提示価格では、個人に勝てません。つまり、ガムツリー上でのライバルたちと自分たちの違いをもっと強調しろ、ということでした。

ここから快進撃が始まります。

ローカルジョブ奮闘記 in Aus ⑪ 中古スマホを買い漁れ! へ続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?