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古代ローマの繁栄〜誠実さと寛容さ〜

おはようございます。福井挙です。

大尊敬する事業家に古代ローマが長期繁栄した結果の原因を学ぶといいと聞き、以下の記事を読みました。

誠実さ

古代ローマは敵国を騙して勝つではなく、正攻法の戦術を好んでいたそうです。それは信仰心の強さによるものであり、神に恥じぬ生き方や、父祖の威風を大切に重んじ、追いつくため、さらには追い越すためにだと言います。
このマインドが誠実さに繋がっています。

また、古代ローマに優れた技術は元々はなかったと言われています。
優れた文化を持っているところから学び、それを柔軟に取り入れることを行っていたと言われています。

誠実さとは信念のもとに現状を受け入れ、よきものを学び、よりよくしていくために努力することだと言えます。

寛容さ

古代ローマは武力で征服した国に対して、一方的に自国の価値観を押しつけるようなやり方を好みませんでした。今まで通りに生活することに対して寛容でした。
そうすると服従された側も、必要な知識や技術を学ぼうという意欲が出てきて文化の融合が起こっていったようです。

また、失敗に関しても寛容さを受け入れています。
ほとんどの組織がそうであるように失敗の責任は責任者が取らなくてはなりません。古代ローマでは殺されることもある時代です。
しかし、古代ローマでは敗戦の将軍にはこれまでの労を労われ暖かく迎えて入れます。
そうすることで将軍は自分で自分の失敗を分析して、次回に活かそうと努力するようになります。

衰退してしまう理由

色々考えられていますが、寛容さが失われてきたためだと本村凌二さんは言われています。
皇帝権力が絶対のものになってしまい、自分たちで国を守り創っている意識がなくなってきた。ローマ市民の主体性が消えていきました。
さらに、寛容さを認めることができない文化や宗教の存在が衰退に繋がっていきます。
複数の要因が重なって、衰退に向かっていくことになります。

まとめ

誠実とは先人を敬う気持ちとそれに恥じない行動をする意識です。
昔の日本も同様の行動をとっていたように感じます。
神風特攻隊を取り上げる戦争映画を見ると、そのことがすごくわかります。

先人の想いを繋いで、日本は高度成長期を作り上げます。
それぞれが主体性を持って行動してきた結果、世界に類を見ない成長を遂げます。

さらに、戦後の日本は何もなかったので寛容になれたのではと思います。
新しい技術を取り入れる中で学び、技術の向上をしてきました。
現在は色々なものがあるために、学ぶ力が薄れていき、他国にどんどん追い越されているように感じます。

今回は古代ローマについて、調べたことでたくさんのことに気づくことができました。
仕事をする上で、先人への感謝やまだまだ貪欲に学び続けていくことが必要だということがわかりました。

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