なぜ代替療法なのか①

~自分のこころとからだの声~


ここまで読んでいただいた方は、なぜ私が代替療法を選ぼうとしたのか、疑問に思われるかもしれません。
がんの代替療法というと、小林麻央さんや川島なお美さん、スティーブ・ジョブズ氏などが頭に浮かび、私自身、選択においてかなり不安を感じ、心が定まるまで精神的に不安定になりました。
その代替療法をなぜ選択したのか、その理由、その過程を書いてみたいと思います。

一応お断りしておきますが、私自身は西洋医学を否定しているわけではありません。特に緊急度の高い症例においては、西洋医学でしか命を救えないこともあるからです。
また、一方の代替療法についても様々な治療法が巷に溢れており、どういった方法を選ぶのかという、その見極めは極めて重要だと認識しています。

まず今回は、過去の経験や今回受けた検査などで自身が感じたことからお話します。


私は胸もそれほど大きくなく、切除しても外見は大きく変わらないだろうと思っていました。標準治療で乳がんを治し、再発なく5年以上経過した知り合いも複数いましたので、当初は命のためなら致し方ないという気持ちもありました。
その一方で、自分は全身麻酔を含む、様々な薬物が合わないということも懸念していました。

私は乳がん告知の5年前、子宮頸部高度異形成のため手術を受けました。子宮頸部高度異形成とは、簡単にいうと子宮頸がんになる一歩手間のステージ0状態ということです。このままいくと子宮頸がんになるよ、というところです。当時もセカンドオピニオンを受けたりしましたが、それ以上のことはせず、円錐切除術という患部及びその周りを切除する手術を受けました。
この手術を受けた後に出産された方や、手術前と変わらぬ生活をしている方の記事などを読み、恐怖はあっても迷いはなく、一泊二日の入院と1週間の休みで仕事復帰する予定でした。
過去に同じ手術を受けた友人の話では、手術時は麻酔で眠るように意識を失い、手術後から歩き回ることができ、出血はある程度あったが大きな支障もなく、1週間後には仕事復帰できたということであまり心配はしていませんでした。

ところが、私は手術台で麻酔薬を投与された時点から目が回り、吐き気がして、早く眠りに落ちてくれ~と思いながら意識を失いました。そして、手術が終わり目を覚ました直後から、ひどい吐き気に苦しみました。胃に何も入っていないので、唾液と胃液を絞り出すように吐き出すだけで、その日は一日具合が悪く、麻酔が切れてくるに従って下腹部の痛みも増してきて、本当に苦しかったです。お手洗いに行くにも車イスを使い、友人のように歩き回ることはできませんでした。退院後も痛みで動くのがつらく、出血も多かったので、会社の休みも更に1週間延長しました。
最終的には、生活に支障なく、再発もなく、先日“完治”とのお墨付きをいただきましたが、投薬治療なしのこの手術だけでも、自分は麻酔薬が合わない、痛みに敏感ということを自覚しました。

そして、今回の乳がんでMRI検査を受けた後、全身に湿疹とかゆみが出ました。造影剤にもアレルギーがあるのだと分かり、2回目のMRIの際にはショック症状等を懸念し、ステロイドなどを服用して検査に臨みました。こういったアレルギー症状は、薬物に対する体からの拒否のように感じられ、不自然なものをどんどん体に取り込むことに疑問が出てきました。

私の場合、乳がんのタイプ上、標準治療ではホルモン薬の投与は欠かせないものとされていました。それは同時に、年齢的に微妙なところではありますが、子宮内膜がんになりやすくなるというリスクもはらんでいました。子宮頚は少々の切除に止まったけれど、乳がんに加えて、子宮内膜がんとそれによる子宮部分のさらなる切除や投薬による副作用も抱えることになるのはさすがに耐えられないという思いが強くなってきました。体の小さな一部を切り取るだけでも、体はあれだけの時間をかけて懸命に治癒してくれたのにと思うと、新たながんを発症させた自分が情けなく、体に申し訳ない気持ちになりました。手術による傷を治癒させるのは自分が生まれながらに与えられた治癒力であり、それを阻害するような体にとって有害、不自然なものを解毒させながら、切り取った部分も治せというのもおかしな話だと思うようにもなりました。そして、多くの著述でも語られている通り、乳がんはどこぞのウィルスでもなく、自分が自分の中で生み出した私の一部であるのだから、自分で元の状態に戻せるはずだと思うようになっていったのです。(癌細胞は自身が摂取したり、生み出したりした、通常の処理能力を超える量の毒素の浄化を担うために生まれたものという認識でいます。)

子宮頸がんについてはHPVウィルスが原因である可能性が高いので、自分が生み出したとは言えないかもしれません。でも、本来なら誰もが日々免疫機能で消しているがん細胞を増殖させてしまったことは私の問題であり、免疫力を下げるような生き方を続けた結果だったと思うに至りました。

ちなみに、今、ワクチンの是非について議論がありますが、私はワクチンは不要と考えています。不自然なものを体に取り込むことは、時に体への毒となり、負担となると思うからです。個人によって、合う、合わないもあると思いますし、怖いのは打ってみないと自分の体に合わないことが分からないということです。まず薬ありきではなく、人間の免疫力、自然治癒力を妨げないことが第一だと思います。普段から気を付けておくことはもちろんですが、超音波検査の早期発見で自身の生活や行動を見直すきっかけとしたり、代替療法なり、円錐切除のような初期の処置なりを行うという手段もあります。逆にワクチンを打ったから大丈夫だと思ってしまうことの方が危険だと思います。とにかく、がんの予防や治癒には(がんに限らずですが)、体に害となるものをできるだけ入れない&排出し、免疫力を下げない生き方をすることに尽きると考えています。そのためには、まず楽しく笑うこと。そして、ホントの自分で生きること。これ、すごく大事だと思います。

今回はここまで。
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