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資産運用のモノサシ ・ インデックスの基本と活用方法

少額から投資できることで多くの方に馴染みのある投資信託。

投資信託について調べていくと「インデックス投資」「インデックスファンド」などの単語に出会うと思います。

銀行や証券会社のホームページでは

「インデックスファンド」は、あらかじめ決められた指数(ベンチマーク)と同じ値動きを目指して運用されます。

などの説明がされています。

(分かるような分からないような、、)

今回は『インデックス』自体を分かりやすく・噛み砕いてお伝えしていきます。


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投資信託については以下の過去記事でも紹介しています。

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(投資信託とETFのことを総称してファンドと呼びます)

(インデックスを通して分散投資しているファンドのことをインデックスファンドといいます)

(投資信託とETFの違いについてはここでは省略させていただきます)

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◆インデックス(指数)とは、市場を測るモノサシ

市場(しじょう)とは、ざっくり言えば"括り(くくり)"のことです。

よく言う『○○芸人』と『○○市場』は同じ感覚で捉えてもらってとりあえず大丈夫です。

インデックスはモノサシなので当然 測るものがあり、『日経平均株価』というインデックスは『日本を代表する企業群の、株価の全体感』を測って表しているわけです。

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◆どんなインデックスがあるか?

代表的なインデックスには以下のようなものがあります。

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◆インデックスファンドの分散投資効果

インデックスファンドには、採用しているインデックスが記載されており、そのファンドが何を対象にして運用されているかが分かります。

例えば採用インデックスが『TOPIX』の場合、TOPIXは東証1部に上場している全企業の時価総額の指数値なので、複数の東証1部上場企業への分散投資効果があると言えます。

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◆インデックスを通して様々な市場の調子が測れる

株式市場だけでなく、債券・金・REIT(不動産投資信託)の全体感を表すインデックスなどもあります。

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また株式市場のインデックスだけでも、細かく構成された括りのものもあります。

例えば『東証マザーズCore指数』は東証マザーズ上場株式銘柄の中から独自の基準により選定された15銘柄で構成されるインデックスで、成熟した企業でなく これから高い成長が期待できる企業に対して分散投資をしたい場合に用いるインデックスということになります。

◆インデックスはどこで確認できるか?

ファンド(投資信託・ETF)には交付目論見書というパンフレットのようなものがあり、ファンドが採用しているインデックスが確認できるようになっています。交付目論見書は金融機関の窓口だけでなく、証券会社の取引画面や、ファンドの発行会社のホームページより誰でも閲覧することができます。

◆同じインデックスを採用しているファンドが複数あったら、何で比較して選べばいいか?

交付目論見書には採用インデックスだけでなく、手数料や純資産総額など様々な情報が記載されています。

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運用にかかる手数料を示す「経費率」は特に大事なチェック項目です。

◆目的に応じて、異なるインデックスファンドを組み合わせる

資産運用の目的に合わせて、ファンドを活用して分散投資を行う。

そのために使うのがインデックスという物差しです。

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◆自分でモノサシを選べるようになることが、とても大切

自分の運用している商品の中身を理解している方はとても少ないです。

金融機関の窓口で投資信託を提案される際は、採用インデックスについて、理解に足る十分な説明がされていないことも多いでしょう。

インデックスの情報は透明性が高いものなので、インターネットで時間をかけてじっくり確認・比較することができます。

自分で調べるのが面倒という場合は誰かに教えてもらうことになりますが、金融機関の窓口のように無料で相談を受付している場所はおすすめしませんのでご注意ください。

自分の資産運用の目的にあったインデックスを選べるようになることが、自立した資産運用の第一歩です。

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